倒産から復活したIoTなeバイク「ARC VECTOR」。HUD内蔵ヘルメット+触覚フィードバックするウェアで安全運転できる

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  • author 岡本玄介
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倒産から復活したIoTなeバイク「ARC VECTOR」。HUD内蔵ヘルメット+触覚フィードバックするウェアで安全運転できる
Image: Twitter

発売前に不死鳥伝説が誕生。

2018年にクラファンで1.5億円の出資額が集まったものの、翌年に破産してしまったイギリスのeバイクメーカーARC

彼らが作るはずだった「THE VECTOR」はなんと1,300万円以上もする高級車です。またヘッドアップディスプレイ内蔵ヘルメットおよび、背後から近付く車を知らせる触覚フィードバック内蔵ウェアと連動し、安全運転を促すIoTバイクとしても斬新なものでした。

CEOが倒産した会社を立て直す

しかしハイテク過ぎたためなのか、1.5億円集めたのに資金不足で破産。それから1年ほど経ち、設立者でCEOのマーク・トルーマン氏が会社を買収し、死の淵から見事ARCを蘇らせることに成功したのでした。苦難の道だったと思いますが、自分が作りたいバイクと出資者たちへの、愛と正義と感謝の気持ちが感じられますね。

ということで、THE VECTORは最高時速を200km/hに制限されたものの、限定399台の初期ロットが近いうちに発送予定と相成りました。

軽くて頑丈なカーボンファイバー製

THE VECTORはカーボンファイバーを使ったモノコック構造で、充電池のケースもボディーを支える設計になっています。フロントタイヤはフォークではなくスイングアームが使われ、シングルギアでABSとトラクションコントロールを搭載。 40分の充電で436kmを走り、95kW(127馬力)で時速0~100km/hまで3.2秒で達します。

どこも順風満帆というわけではない現実

ハーレーのeバイク「LiveWire」しかり、ハイスペックなモンスターバイクは開発に莫大な資金が必要で、ARCのように破産する可能性も秘めているという現実があるんですね。でも、復活して生産に漕ぎ着けられるメーカーは、珍しいのかもしれません。今後の動向も気になりますね。

Source: Twitter, facebook via ARC, via electrek, ForRide

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