自宅のテレビでNFTの取引きができるように!
1月5日に開催される「CES 2022」に向け、サムスンが次世代型のスマートテレビをいくつも作っています。それらに搭載される「スマート・ハブ」機能は、ユーザーに最も親しいであろうコンテンツを厳選するコンテンツ・キュレーション機能や、クラウド・ゲーミング、テレビ電話、マルチタスキング、そしてNFTの管理機能が搭載されるのだそうです。
Consumers can expect advanced sound and picture quality, and more personalized and customizable ways to interact with Samsung's new 2022 #TV lineup #CES2022#SamsungTV#NeoQLED#MICROLED#LifestyleTV📺 See more: https://t.co/0n37XUI61I
— Samsung US Newsroom (@SamsungNewsUS) January 3, 2022
NFTって何?
NFTは「Non-fungible token(非代替性トークン)」の略で、ブロックチェーン技術を使っ画像や音声、音楽、写真といったデジタルデータを売買したり、収集したりする投資のひとつです。昨年辺りから海外のネットサーフィンをしていると、ほぼ毎日見聞きするワードでもあります。
取引きはコンピューターやスマートフォンで行うのが常でしたが、大きなテレビ画面で行えるのは、時代に合わせ新たな顧客を獲得しようという意気込みが感じられますね。
機能が使えるのは3機種
「スマート・ハブ」が搭載されるのは、「MICRO LED」、「Neo QLED」、「The Frame」の3種。機能のひとつである「NFTプラットフォーム」は、直感的にNFT作品を探して購入したり、トレード、そして収集作品の表示ができるようになります。NFTアートは「こんなイラストが?」という作品が数万円から数千万円で飛び交う玉石混交の世界です。世界中のお金持ちが買い漁っていますが、買った作品を自宅で悠々と眺める術があまりないのが現状だったりします。

実は筆者も、興味本位から勉強と経験を兼ね、この正月にNFT作品を公開してデビューしました。まだ誰も作品を買ってくれませんが、こうしたスマートテレビに映し出され、「新人発掘に力を入れているコレクターが買ってくれたらなぁ」と期待せずにはいられません。
Source: Twitter via Samsung Newsroom u.s. via ITmedia NEWS, uncrate, OpenSea