水信玄餅みたいな見た目ですが、中身は液体です。
持続可能なパッケージを目指し、2014年にロンドンで設立されたNotpla。彼らが作るのは海藻と植物からできた透明の容器「Notpla Sachets」で、見た目は小さなビニール袋のよう。ですが自然に還せば生分解するだけでなく、人が食べてしまうこともできるスグレモノなのです。これにケチャップやドレッシングなどを詰めれば、あの小さなプラゴミが減らせるというわけ。
またNotplaは水やジュースや酒類を充填することができる容器「Ooho」も展開。喉が渇いた時に水を「食べる」ことができちゃいます。
大型イベントなどで威力を発揮
使い方は、角をちぎって絞るだけ。たとえばマラソンの給水所は大量のカップが使われますが、そうしたスポーツイベントで活用したら準備や後始末の手間が削減できますよね。もし道端に放置されても、土に還れば環境を汚しません。
Grab an Oohos at mile 8️⃣ of the @OfficialBigHalf 🏃🏼♀️ 🏃♂️ @lucozadesport#MadeToMove@bornbarikorpic.twitter.com/4tGP6ZxFTQ
— Notpla (@notpla) March 1, 2020
紙やフィルムも作っている
また彼らは、テイクアウト容器に海藻由来のコーティングを施す「Notpla takeaway box」や、細切れになった海藻を織り込んだ再生紙、金魚型の醤油入れみたいな「Notpla Pipettes」、水に溶ける透明フィルムも作っており、プラスチックに頼らない社会を目指しています。

同様に、環境を気にせず使えるレジ袋も増えてくれたらうれしいです。
Source: YouTube, Twitter, Notpla via AXIS Web Magazine