コスパにも期待です。
テレビやスマートフォンを展開する中国ブランドのTCLは、2022年に発売するテレビにてゲーマー向け機能を強化すると発表しました。例えば現在の120Hz/4K HDRでのゲームプレイサポートが、144Hz駆動へとアップグレードされます。
TCL製品といえば、私はテレビではなくスマートフォン(TCL 10 5G)に触れたことがあります。廉価ながら5G通信に対応しており、さらにディスプレイがとても美しいのが印象的でした。さすが、自社でディスプレイパネルを製造しているだけのことはあります。
TCLが今後導入する新技術「TrueCut Motion」は、映像制作者が意図したとおりの動きをディスプレイ上で表現するためのものです。TCLによれば「トラッキングからパンオーバー、チェイスショットまで、動きのあるものを驚くほど美しく見せるように設計されている」とのこと。また同社はPixelworksなどのエンターテイメント企業と提携し、「新たなコンテンツ配信フォーマットや、映像制作者が意図した描写を保証するデバイス認証プログラムを含む、エンドツーエンドのソリューション」として設計されているそうです。
さらに先程もお伝えしたように、2022年に投入されるテレビでは144Hzの高速駆動パネルが採用されます。これまで144Hz以上の高速駆動パネルは32インチ以下のゲーミングモニタでの採用がほとんどだったので、これがテレビに広がるとなると、ゲーマーとしてはかなり気になる展開です。
新型コロナ以降のライフルスタイルの変化により、自宅に高性能なガジェットを導入して快適な環境を整える需要が高まっています。そんな時、コストパフォーマンスに優れるTCLの次世代テレビが有力な選択肢となるかもしれませんね。
Source: Gizmodo US