iPad Proの「512GB」と「1TB」の最も大きな違いとは?

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  • lifehacker
  • author Jake Peterson - Lifehacker US
  • [原文]
  • 春野ユリ
iPad Proの「512GB」と「1TB」の最も大きな違いとは?
Image:Shutterstock

ライフハッカー[日本版]2021年12月16日掲載の記事より転載

iPad Proを購入しようとしている人なら、その値段を知らないわけがありません。

高いリフレッシュレート、Mini-LED HDRディスプレイ、驚異的なM1チップ、LiDARセンサーなどの主な機能を搭載したProは、他のiPadとは一線を画すプレミアム価格になっています。

ですから、ストレージの容量を小さくして倹約することも視野に入れているかもしれません。

しかし、今年、Appleは、iPad Proのストレージサイズを大きくすることで特別な機能を追加することにしました。

それなら、この値段でも購入しようと思う人もいるかもしれません。

iPad Proに用意されたさまざまなストレージサイズ

2021年に、アップルはiPad Proになんと5種類のストレージオプションを用意しています。

11インチと12.9インチのデバイスの両方に、128GB、256GB、512GB、1TB、2TBの選択肢があり、価格もかなり異なります。

11インチのiPad Proは128GBで9万4800円、2TBモデルは22万6800円です。12.9インチのiPad Proは128GBで12万9800円、2TBモデルは26万1800円となっています。

iPadが世代を重ねるごとにノートPCに取って代わろうとしている今、ストレージサイズの選択は重要なポイントです。

ビデオ編集や音楽制作など、大容量のファイルをタブレットで作成したい人は、新しいiPad Proの寿命に対してどれだけのストレージが必要かを考慮する必要があります。

RAMとストレージサイズの組み合わせを選択する

しかし、ストレージサイズが大きいiPad Proを購入すると、単にディスク容量が増えるだけではありません。

今回、Appleは少し変わったことをすることにしました。

それは、Macシリーズがずっと持っているRAMオプションをiPad Proにも与えることです。

これにより、さまざまな容量のRAMを搭載したiPad Proを初めて選択できるようになりました。

Appleは8 GB と16 GBという 2つのコンフィグレーションを用意しており、これは、M1のMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、iMacにあるオプションと同じです。

iPad Proがこれらのコンピューターと同じM1チップを使用しているので、AppleとしてはMacと同じ8GBと16GBのオプションを提供するほうが簡単だからかもしれません。

残念ながら、ストレージサイズとRAMのコンフィグレーションを自由に組み合わせることはできません。11インチと12.9インチの両方で、以下のような組み合わせになっています。

  • 128 GBのストレージ + 8 GBのRAM
  • 256GBのストレージ+ 8GBのRAM
  • 512GBのストレージ + 8GBのRAM
  • 1TBのストレージ + 16GBのRAM
  • 2TBのストレージ + 16GBのRAM

つまり、iPad Proに16GBのRAMを搭載するには、最低でも1TBのオプションを購入する必要があります。

なぜiPadにRAMを増やす必要があるのか?

16GBのRAMは、iPadには非常に大きなメモリーです。

8GBでも、以前のiPadが持っていたメモリーよりも大きくなります。2020年のiPad Proは6GBのRAMを搭載しており、当時はこのデバイスにとって大きな一歩と感じられました。

2021年以降もしばらくの間は、8GBでも相変わらず大きすぎる感じがするでしょう。

それなら、どうしてこれほど多額の費用をかけてまで16GBも必要なのでしょうか。

私が思うに、短期的には、iPadを極限まで使い倒す人にはメリットがあるのかもしれません。

4KのHDRビデオの編集、音楽制作、何らかのグラフィック作業をしている人は、RAMを増やすことでさらにメリットがあるのかもしれません。

とはいえ、8GBモデルも十分に機能してくれます。

今のところ、16GBのiPadで最も実感できるのは、アプリをリフレッシュせずに作業し続けられることです。

iPadOSはすでに非常に効率的にメモリーを使用しているので、16GBのRAMはほとんどのアプリを8GBモデルよりも長時間開いておくことができます。

最新のソフトウェアが8GBのRAMに負荷をかけ始める日が来るでしょうが、16GBのRAMはマルチタスクを問題なく処理し続けることができます。

あくまでも私の意見ですが、iPadに16GBのRAMを搭載するメリットはしばらくないでしょう。

Final Cut ProやLogic Proなどのプロ向けアプリを、AppleがついにiPadOSにも搭載させるのかもしれませんし、iPadOSがメモリーを増やした上で、より多くのmacOSの機能を採用するのかもしれません。

とはいえ、これはまったくの憶測です。

2015年にAppleが初めてiPad Proを発表したときにも似たようなことを考えましたが、6年後の今、iPadにはFinal Cut ProもmacOSも搭載されていません。

ほとんどの人は、iPad Proには8GBで十分すぎるぐらいでしょう。

また、これらのモデルを選択することで、数万円の節約になります。しかし、このiPadを仕事になくてはならない道具として長く使い続けたいと思っていて、お金に余裕があるなら、16GBを選んでいいのかもしれません。

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