Apple Watchの「転倒検出機能」を有効にしたほうがいい理由

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  • author Jake Peterson - Lifehacker US
  • [原文]
  • 春野ユリ
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Apple Watchの「転倒検出機能」を有効にしたほうがいい理由
Image: Shutterstock

ライフハッカー[日本版]2021年12月30日掲載の記事より転載

Apple Watchは、優れた健康ツールです。歩数を記録し、消費カロリーを計算し、心拍数を確認するのに役立ちます。

その優れた機能の多くは、買ったばかりのApple Watchを箱から出してすぐに使えますが、あるオプションがデフォルトでオフになっていることが多いので注意が必要です。

それは人命を救う可能性がとても高いオプションでもあります

それは、何を隠そう、Apple Watchの「ライフアラート」機能である「転倒検出」機能

昔の宣伝の「転んで起き上がれない」というアイコニックな瞬間を覚えている人も多いと思いますが、これは冗談ではなく、Apple Watchはユーザーがそんな状況に陥ったとき本当に救うことができますよ。

「転倒検出」はどのように機能するか

Apple Watchは、着用者が転倒したことを感知すると、それを確認するアラートを送信してきます。危険な状態でないなら、アラートの「キャンセル」をタップしましょう。

しかし、着用者が1分間反応せず、Apple Watchが何の動きも感知しないときは、30秒のカウントダウンが始まり、手首をタップしながら、アラームが徐々に音量を上げて鳴り続けます。

30秒以内に「キャンセル」をタップしないと、着用者に代わってApple Watchが911に連絡。

Apple Watchは、転倒を検出したことを知らせる自動メッセージを救急隊に送るだけでなく、緊急連絡先にもメールで状況を知らせます。

このメッセージの組み合わせによって、人々は危険な状況から救われ、その話は驚くほどの頻度でニュースになっていますね。

Apple Watchの「転倒検出」は多くの人命を救っている

カナダのオタワでは、85歳の男性が自宅で転倒し、頭を打ったという事例が最近報告されています。転倒の衝撃でその男性は意識を失いましたが、Apple Watchがすぐに救急隊に連絡しました。

通報を受けたオペレーターは、男性の呼吸音と犬の鳴き声の両方を聞き取った後、現場に警官を派遣して調査。

この男性は、ありがたいことに、完全に回復する見込みです。

しかし、もしこの男性が転倒検知機能を有効にしたApple Watchを身につけていなかったら、どうなっていたのか、想像するのも恐ろしいことですね

これは確かに元気が出る話しですが、必ずしも珍しい話ではありません。

ネット上には、転倒検出機能によってApple Watchのユーザーの命が救われた話を扱った記事や動画が無数にあります。

9月には、オートバイに乗っていた人がひき逃げの被害に遭い、転倒して意識を失いましたが、Apple Watchが本人に代わって救急車を呼ぶことができました。

Redditユーザーのu/KzooRichieさんは、脊髄を折るほどのひどい転倒をした父親が助かったのはApple Watchのおかげだとしています。

92歳の男性がはしごから落ちたとき、Apple Watchが911を呼んでくれなかったら「死んでいたでしょう」。

Apple Watchを身につけた人が自分の健康に関する話を共有する「Dear Apple」という動画で、ある男性は、「転倒検出」がすぐに911に電話をかけ、緊急連絡先に設定されている妻にアラートを出したことを説明しています。

重要なのは、この機能が働いて命を救うということです。

しかし、問題は、この機能が有効になっていることをまず確認する必要があるところですね。

転倒検出機能は、Apple Watchか健康アプリでユーザーの年齢が55歳以上と入力されている場合に限って、自動的に作動します。

55歳未満だったり年齢を入力していないと、この機能はデフォルトでは有効になりません。

「転倒検出」機能はApple Watch Series 4以降に搭載

転倒検出機能は、Apple Watch Series 4以降で利用可能です。具体的には次の通りです。

・Apple Watch Series 4

・Apple Watch Series 5

・Apple Watch Series 6

・Apple Watch SE

・Apple Watch Series 7

残念ながら、Apple Watch Series 3以前はこの機能に対応していません。

今年のホリデーシーズンに素敵なクリスマスプレゼントを探していて、知り合いにSeries 4以降を持っていない人がいたら、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

Apple Watchで「転倒検出」を有効にする方法

iPhoneのWatchアプリを起動し、「緊急SOS」を選択します。

転倒検出」の横のトグルを確認し、グレーになっている場合はタップしてグリーンに切り替え、ポップアップで「確定」をタップ。

運動中の転倒に備えて、運動中のみ「転倒検出」を有効にすることもできますが、常時オンにしておく方が安全です。

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Screenshot: Jake Peterson

しかし、例えば飛び込みや前方に向かってジャンプするスポーツをしていると、実際には転倒していないのに「転倒検出」が作動することがあります。

幸いなことに、Apple Watchは911に通報する前に十分な警告を発してくれるので、できるだけ早く「キャンセル」を押してください。

「転倒検出」と連携する緊急連絡先の設定方法

Apple Watchは、緊急サービスを呼び出すことになったら、ユーザーが有効にしている緊急連絡先にもメッセージを送ります。

これらの連絡先を確認したり、新しい連絡先を追加したりするには、「ウォッチ」→「緊急SOS」→「健康にあるこれらの連絡先を編集」と進みましょう。

ここで、スクロールダウンして「緊急連絡先を追加」をタップし、連絡先から名前を選択し、ユーザーとの関係を選択します。

このプロセスを繰り返して、連絡先を追加しましょう。

Source: YouTube, Apple, Mothership, Reddit, 9TO5Mac