大好きなAirPods Maxの機能を削除しないで!

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  • author Phillip Tracy - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
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大好きなAirPods Maxの機能を削除しないで!
Image: Caitlin McGarry - Gizmodo US

シンボルのはずが…。

ノイズキャンセリング機能で周囲のノイズをかき消すApple(アップル)のワイヤレスヘッドホン「AirPods Max」。しかしこちらにて、最高の機能のひとつが廃止されるという噂が流れています。

高価でなかなか手が届かないAirPods Maxですが、他のヘッドホンにはないユニークな機能として、Apple Watchにヒントを得た「デジタルクラウン」があります。このノブはスムーズに回転し、物理的なフィードバックによって正確な調整を行えるのです。エレガントな雰囲気のデザインもいいですよね!

タッチ入力に移行する?

しかしPatently Appleによれば、AirPods Maxに似たヘッドホンの操作にタッチセンサーを利用する特許が発見されたのです。またApple(アップル)は、既に布素材に対してタッチ操作を行う特許(おそらく次期HomePod用)と、ヘッドホンのイヤーカップの外側にジェスチャー入力を行う特許も取得しています。今回の特許では、オーバーイヤーヘッドホン型のAirPodsの「タッチセンサーによるジェスチャー処理」について説明しています。かなり長い特許文章ですが、その内容はセンサーやプロセッサー、メモリーが連携してタッチ操作を認識し、ジェスチャーを実行するというもの。タッチコントロールはAirPods 3やAirPods ProなどほとんどのBluetoothヘッドホンに搭載されているので、これがAirPods Maxに移植されたとしても不思議ではありません。

この特許はアップルがデジタルクラウンを廃止してタッチ入力を採用する可能性を示すものですが、まだ採用が決まったわけではありません。特許が出願されただけで、結局は実現しないことを願うばかりです。

最大のアドバンテージを捨ててはいけない

なぜならデジタルクラウンはAirPods Maxの最大の特徴であり、他社製品にないユニークな機能だからです。イヤーカップ上部のダイヤルを回転させることで音量を変更したり、押しこむことで再生/一時停止/曲送りと戻し/Siriの呼び出しなどができます。一方で最近のヘッドホンに数多く搭載されているタッチ操作は慣れれば問題なく利用できますが、誤入力や誤認識が発生する可能性があります。また、極寒の状況でもタッチジェスチャーを利用することはできません。

アップルがデジタルクラウンを廃止するとすれば、それは価格の引き下げを狙っている可能性があります(実際、AirPods Maxは値下げすべきです)。AirPods Maxの549ドル(日本国内価格:6万7980円)という価格は市場で最も高価なヘッドホンのうちのひとつですし、アナリストのミンチー・クオ氏によれば、AirPods Maxの2021年の出荷台数は「100万台程度」だと予測しています。これは悪くない数字のようですが、AirPodsの全体販売台数のわずか約1%です。

タッチコントロールが大幅な値下げに結びつくのなら歓迎すべきですが、そうでなければAirPods Maxはユニークな機能を失うことになります。この高価格を正当化するには、むしろより多くの機能が必要なのではないでしょうか。

訂正[2022/02/09]AirPods Maxを「イヤホン」と表記していた箇所を修正しました。

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