脂肪冷却で一生とれない脂肪がついた! スーパーモデルが写真公開、巨額賠償訴訟

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  • author satomi
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脂肪冷却で一生とれない脂肪がついた! スーパーモデルが写真公開、巨額賠償訴訟
変わり果ててしまった姿をPEOPLE最新号で公開したリンダ・エヴァンジェリスタさん(56)

美の代償。

'90年代には世界のスーパーモデルだったリンダ・エヴァンジェリスタさん。ここ5年くらいはすっかり姿を暗ましていますが、こんな整形事故に遭っていたようです。

「切らない脂肪吸引」と人気のクールスカルプティング(脂肪冷却痩身術)が失敗に終わり、減るはずの脂肪が肥大化しちゃって、一生とれない体になってしまったのです!

昨秋、長い沈黙を破ってインスタで苦しい心の内を明かしたのに続き、今月は「もう隠れているのはイヤだ」とPEOPLE最新号で近影の初公開に踏み切りました。

何がどうなってこうなった?

エヴァンジェリスタさんが治療を受けたのは、2015年8月から翌16年2月までの半年間です。のべ7回のセッションを終え、効果が出るのを楽しみに待っていたら、3か月も経たないうちに、あご、太もも、ブラからはみ出る脇肉のたるみが目につくようになりました。

3つとも、まさに落としたかった部位なのに…! 急にブヨブヨしてきたと思ったら固まって神経もマヒしてしまったんです。

最初は不摂生が原因かと思って運動やダイエットに励んだんですが、いくら運動量を増やしても食事を減らしてもダメでした。しまいには「まったく食事がのどを通らなくなって、頭が変になりそうだった」と、PEOPLEに当時の心境を振り返っていますよ。

病名はPAH

医師に相談にいくと、診断されたのは、「パラドックスの脂肪過形成(PAH:Paradoxical Adipose Hyperplasia)」という耳慣れない病名。戸惑うエヴァンジェリスタさんに医師は言いました。

「いくら食事制限しても、運動しても、治ることはまずないと思ってください」

瘦せようと思ったら太る。予想と正反対の結果が出るから、パラドックス(逆説)というわけです。

よくあることなの?

クールスカルプティングは米食品医薬品局(FDA)に認可された治療法で、うまくいけば脂肪は2割減らせるとされます。脂肪の厚みと面積が増す副作用に見舞われるケースは1%にも届きません。一説には、2万人に1人ともいわれています。

吸引すればいいんじゃない?

冷却という回り道なんかやめて、もう吸引しちゃえば?と思ってしまいますが、冷却でひとたび固まってしまった脂肪は吸引できないみたいなんですね。無理して吸うと、血が出ちゃう。エヴァンジェリスタさんも試したんですが、やっぱりうまくいきませんでした。

損害賠償5000万ドル(約58億円)

「昔はキャットウォークを歩くのが楽しみだったのに、今は外で知人に遭うのが恐怖」と語るエヴァンジェリスタさん。「ぜい肉が邪魔になって両手をまっすぐ降ろすこともできないの。こんなハミ肉がついたんじゃ、ヴェルサーチも服はつくってくれないわ」と悲しそうです。

事前に副作用のリスクについて十分な説明がなかったとして、現在はクールスカルプティング提供元ゼルテックを相手どり、5000万ドル(約58億円)の損害賠償を求める裁判を展開中です。こういうケースって本当はもっとあるのかもしれませんね。だれもカミングアウトしないから見えないだけで…。みんな泣き寝入りにならないように、ハミ肉をさらして、どうしてくれるのよ!と迫る度胸はさすが。

Source: PEOPLE