OpenSeaの無料ミンティングツールは詐欺やスパムの温床になっている

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OpenSeaの無料ミンティングツールは詐欺やスパムの温床になっている
Image: mundissima / Shutterstock.com

運営側もツライ。

世界最大規模のNFTマーケットプレイスOpenSeaは、先月末、無料ミンティングツールの利用ルールを変更。1コレクションにつき最大50アイテム、かつ最大5コレクションまでという制限を設けました。急な変更でOpenSeaコミュニティからは大きな不満の声が挙がり、運営が制限を解除する騒ぎがありました。実は急な制限設定には理由があったのです。OpenSeaのミンティングツールを使って作られたアイテムの80%が偽物やスパムであることが明らかになり、ミンティング制限はOpenSeaなりに対応策として出した答えだったのです。

サポート体制にはまだ問題が

一連の騒動について、OpenSeaは公式ツイッターで釈明。「すべての決定は、クリエイターの皆さんと共にあります。ストアフロントコントラクトは、もともとクリエイターの皆さんに、より簡単にサービスに参加してもらうために作ったものです。しかし、本来とは異なる目的でこの機能が使われていること、これを使って作られたアイテムの80%が偽物やスパムだということが明らかになりました。(変更は)簡単な決断ではありませんでした。変更についてコミュニティから多くの声が寄せられました。変更する前にプレビュー版で様子を見るべきだったと思います。変更を元に戻し、悪者を退治しながら、クリエイターの皆さんをサポートするため他の方法を試していくことにします。今後変更があるときは、まずはプレビュー版を先行させるので、ぜひ皆さんのフィードバックをお願いいたします」

コミュニティから大バッシングに遭ってしまったOpenSeaですが、ただただコミュニティのためを考えているだけなんです。作品の偽物やスパムによって、OpenSeaコミュニティのクリエイターの多くが被害に遭っているのも事実。ただ、実際に被害にあったクリエイターのなかでは、OpenSeaサポート対応が悪かった、時間がかかりすぎたという苦情の声もでているようで、ツールそのものに制限をかけるより先に、OpenSea側ももう少しできることがあったのかもしれませんね。

まだまだ新しいプラットフォーム、技術、マーケット、コミュニティだけに、課題が山積みなのは当たり前。NFTアーティストとそのプラットフォーム、応援したい!

Source: Vice