Sonosからヘッドホンが登場するかも

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  • author Phillip Tracy - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
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Sonosからヘッドホンが登場するかも
Image: Sonos / YouTube

ネットワーク機能に期待。

スマートスピーカーでおなじみSonosからヘッドホン製品が登場するかもしれません。Procotolによると、同社はBluetoothオーディオ製品のスタートアップ企業ことT2 Software社を買収しています。


T2 Softwareは「LC3コーデック」や、音質向上と低消費電力化に貢献する無線規格「Bluetooth LE Audio」関連の開発をすすめている企業。これらの技術は、ヘッドホンなどのワイヤレスオーディオ製品に活用できるはずです。

さらにSonosのグローバルマーケティング・コミュニケーション担当副社長のPete Pedersen氏はLinkedInへの投稿で、「当社の歴史の中で最も野心的なプロジェクトとなる新カテゴリーの製品を立ち上げるために、マーケティング会社を探している」とも述べています。

これらの情報を統合すると、SonosはLC3コーデックとBluetooth LE Audioに対応したヘッドホンを開発しているのかもしれません。これらの規格では音質が向上するだけでなく、複数のヘッドホンへの音楽ストリーミングも可能となります。またLC3コーデックでは、ペアリングや音声アシスタントとの連携も改善されています。


The Vergeが紹介しているように、Bluetooth SIGはさまざまなビットレートのコーデックを切り替えながら曲を視聴できる便利な比較ツールを提要しています。米Gizmodo記者がヘッドホン「Bose 700」で試したところ、96kbpsのLC3コーデックは248kbpsのSBCや非圧縮の1536ファイル(Waveファイル)と同じくらいの音質でした。SBCを192kbpsにまで落とすと音が悪くなりますが、LC3なら64kbpsでも問題はありません。

Sonosによるヘッドホン投入が初めて噂されたのは2019年で、Bloombergによればオーバーイヤータイプの製品が「開発の初期段階」にあったとのこと。そして、2020年に300ドル(約3万4000円)前後にて発売される可能性があるとされていました。しかし実際には同年には発売されず、2021年8月にはドイツでの特許出願が見つかります。それによると、SonosのヘッドホンはBluetoothだけでなくWi-Fiでも動作し、より優れた音質を実現する可能性があるようです。