米国、50億ドルを投じて全土にEV充電ステーションを整備

  • author Angely Mercado - Gizmodo US
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米国、50億ドルを投じて全土にEV充電ステーションを整備
Image: Drew Angerer/Getty Images

アメリカのエネルギー省は、全国規模のEV用充電ネットワークに50億ドルを投じると発表しました。より多くの人々にガソリン車から電気自動車へと移行してもらうため、電気自動車の充電設備を「すべてのアメリカ人が利用できる」ように整備することが狙いです。

各州に6億ドル以上の予算を分配。米国全土での取り組み

この取り組みは現在、全米に設置されている充電ステーション数の5倍となる50万基の建設を行なえるように各州を支援するものだとYahoo Newsは報じています。AP通信によると、この増設によって州間高速道路には50マイル(約80キロ)ごとに充電ステーションが配置されるようになるとのこと。

2020年時点で、米国内の登録されている電気自動車台数はおよそ150万台でした。充電する機会が増えればより長い距離を運転しやすくなるので、充電ネットワークの拡張はアメリカにおける電気自動車の拡大に一役買うかもしれません。

エネルギー省のジェニファー・M・グランホルム長官はプレスリリースの中で「私たちは大小の都市や町、農村にいるドライバーのため、電気での走行によるメリットを活用するためにアメリカの幹線道路網を現代化しています」と述べていました。「超党派インフラ法案は、全米のドライバーがお金を浮かせてアメリカ各地まで長距離移動するのに必要なインフラを建設することで、EVの充電をもっと利用しやすくできるよう各州を支援しています」

EV充電ステーションのネットワークは、州間高速道路沿いの指定された代替燃料回廊に設置される予定。今年、各州に分配されるのは50億ドルのうち6億ドル以上です。このニュースが出る1カ月前、エネルギー省はゼロカーボンな未来の実現に取り組む専門家から成るクリーンエネルギー部隊の新設を発表していました。

米国の炭素排出量を減らすうえで、交通手段の電動化は重要な要素になるでしょう。今回の発表は電気自動車の普及を後押しすることに焦点を当てたものでしたが、車社会と言えどさまざまな事情から車の所有や運転ができず公共の交通機関を利用する人々もいるので、列車やバスなどの電動化も待たれます。

Source: U.S. Department of Energy, Yahoo News, ABC7 NY, Pew Research Center, Federal Highway Administration, West Coast Green Highway,

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