マンガやイラストの作画に強力なお助けツール「Unreal Engine」。好きな背景を自由にトレースできるよ

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  • author 岡本玄介
マンガやイラストの作画に強力なお助けツール「Unreal Engine」。好きな背景を自由にトレースできるよ
Image: UNREAL ENGINE

どんなに視点を変えても正しいパースが取れるから楽チン。

テレビゲームの背景や世界のみならず、ドラマでも背景に使われているEpic Gamesの「Unreal Engine」。 実は『黒子のバスケ』や『ROBOT×LASERBEAM』の藤巻忠俊さんが描いた週刊少年ジャンプの読切作品『キルアオハル』でも、縁の下の力持ちになっていたんですって。

3DCGの背景を探してトレース

使い方は、簡単に言うとネームのときに考えた背景に最も近い素材を探し、そこに欲しい小道具や人物を配置する感じ。視点をグリグリ動かしても寄っても離れても遠近法は常に正しいので、あとは絵のタッチに合わせてトレースをします。

小道具や人物も好きに配置できる

『キルアオハル』では、もともと学校や化学実験室、敵のアジトといったイメージがあり、「アセット」と呼ばれる風景や小道具を、Unreal Engineのマーケットプレイスで探してきたとのこと。もし見つからなければiPhoneなどで簡易的にスキャンしたり、もしあれば各種のモデルデータやLiDARからデータの読み込みも可能なので、組み合わせると良いのだそうです。

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Image: UNREAL ENGINE

マンガやイラストを描くならパースの勉強が必須ですが、コロナ禍で取材が難しいってこともありますもんね。パースが苦手でも、こうした3Dから学べることもあるでしょう。

オンライン勉強会を視聴してみよう

Unreal Engineは無料でダウンロードでき、未経験者でも2~3時間のレクチャーと10時間ほどの練習で使えるようになるとのこと。2月19日(土)13:00~17:30には、デジタルアートに活用するための勉強会「UE4 Manga Anime Illustration Dive Online」が開催されるので、配信動画を見てみましょう。

Video: Unreal Engine JP / YouTube

最初はちょっとハードルが高いかもしれませんが、作品のクオリティーを上げるため、ぜひとも挑戦してみてください。

Source: Twitter, YouTube via UNREAL ENGINE (1, 2)

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