12億円の巨額横領で刑事告訴されたApple元社員の家

  • author satomi
12億円の巨額横領で刑事告訴されたApple元社員の家
思ったより地味

Apple(アップル)に2008年12月から10年間勤務している間に会社の金を1000万ドル(約12億円)以上もだまし取った疑いで、カリフォルニア州マウンテンハウスに住む元社員のDhirendra Prasad容疑者(52)が17日、連邦検事とIRS特別捜査官に刑事告訴されました。

北カリフォルニア地裁に提出された訴状によると、同容疑者は在任中、国際サービスサプライチェーン部門のバイヤーだった人。Appleの名義で部品・サービスを買い付ける業務に従事していたのですが、その立場を利用して、発注の見返りに取引先からキックバックを受け取り、部品を窃取し、サービスを架空請求するなどしていた疑いです。

納入ベンダー2社と共謀して横領詐欺のスキームを複数展開し、あの手この手で着服したお金はマネーロンダリングして所得隠しを行ない、申告と納税を怠っていました。

罪状は郵便・通信詐欺、横領金資金洗浄、脱税など5件で、刑が確定すると、1件につき懲役最長20年の刑となることが見越されています。

これに先立ち、共謀したとされるベンダー2社の経営者2名が別件で起訴され、そちらの取り調べのなかで、両名ともPrasad容疑者と結託して詐欺と資金洗浄を行なった事実をすでに自供していますので、Prasad容疑者もこのまま有罪になりそうな雲行きですよ。

12億円ともなると所得隠しも大変

気になるアセットですが、Prasad容疑者が保有する不動産と銀行口座、推定約500万ドル(約6億円)相当が民事没収で逮捕時に差し押さえ済み。没収された財産の目録はこちらで確認できるのですが(細かっ!)、シリコンバレーから内陸にだいぶ離れた新興住宅地の自宅(写真)を足場に、周辺のなるべく目立たない家や建物を死ぬほど小分けにして購入していました。Appleの購買ならふつうに働いても、もっと近場に買って優雅に暮らせたはずなのに…、こんなコソコソ隠してビクビク生きて何が楽しんだか…。人の欲にはキリがありませんね…。

Sources: DOJ via CBS, Apple3.0

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