Android春のアプデまつり。
今月のOSアップデートでは、メッセージについたiPhoneユーザーからのリアクションがAndroidスマホでも顔文字で表示されるようになりました。また、直近15分の検索履歴を削除する設定もリリースになりましたよ!
主なものを総おさらい。
iPhoneからのリアクション絵文字が見れる
「え?これまで絵文字リアクション表示されてなかったの?」というiPhone利用者もいるかもしれませんが、そうなんです。絵文字の代わりに「〇〇と応答」と文字で表示されていて、頭で想像するほかなかったのです。でもこれでようやく青バブル(iPhoneのiMessage)と緑バブル(Androidのメッセージ)の垣根がとれますね。
もっともiMessageはRCS規格には準拠していないので、Androidから高解像度の映像を送ることはまだできません。しかしその面でも、メッセージの画面にいながらにして、Googleフォトから高解像度の画像や映像をドラッグ&ドロップすれば簡単にURLを送れるようになってます。メッセージに直接貼れるわけじゃなくて、共有用URLを生成して送る格好だけど、少なくともメッセージアプリとフォトアプリを行ったり来たりするのは避けられそう。
このほかにもメッセージ系はこんな便利な変更が加わってますよ。
・YouTube動画のURLを貼り付けるとプレビューが直接エンベッドされる。
・Gmailみたいな自動ソート、仕事とプライベートにカテゴリ分け。
・ワンタイムパスワード通知を24時間で消去、ゴチャゴチャを一掃。
・絵文字キッチン:絵文字を2つ選ぶと、ドッキングした絵文字が何通りか候補に表示されるので、好きなの選んでみて。
直近15分の検索履歴も消せる
やや遅れてリリースになったのが、直近15分間に検索したキーワードの履歴をワンタップで削除できる機能です。昨年7月にiOSから先にリリースされましたが、AndroidのGoogleアプリにも解禁です。
最初に気づいたのはXDA DevelopersのMishaal Rahman元編集長のフォロワーさん。もう入ってるかどうかは、Googleアプリの設定(音声コマンドなどでGoogleアプリ開いてプロフィールアイコンをタップ)で確認できますよ。

いま確認したらもう入ってました。
15分の検索履歴削除って何に使うの?
履歴を細切れに削除できると何が便利って、ふだんと違う検索をしても、ニュース(Googleディスカバー)などの表示に干渉しないことです。調べものなどで自分の興味範囲からかけ離れたものを検索しまくると、しばらくはその関連ニュースばかり表示されてゲンナリするものですが、それがないのですね。あと、妙な検索語が検索候補に出る心配もありません。
「いや逆にニュースのカスタマイズに反映させたいのだけど」というときには、「15分削除」の上にある「保存する」のほうをタップすれば戻りますよ。
まだある、便利な新機能
・NearbyShare:近くのみんなにファイル共有できる、iPhoneのAirDrop的な機能。転送時にシェアしたい相手を登録するだけでOK。 Android 6以降の全端末で利用可能。
・PixelオンリーだったGboardの文法修正機能が、ほかのAndroidスマホにも対応。
・Android Autoアプリで駐車料金をワイヤレス決済。利用できるのは全米400市のParkMobile対応路駐スポットです。アプリ内で駐車場を探して、車内で「Hey Google, pay for parking」とAndroidフォンに言いつけて、Googleアシスタントの指示に従えばペイ完了♬