眠気ピークな時間の開催でしたが、ぶっ飛びましたね…。
今回のApple Eventの副題は「最高峰を解禁。」。英語だとPeak Performance、すごいものが出そうな響き。
この記事では、同イベントの様子をリアルタイムでお伝えしていましたが…
・新色グリーンのiPhone 13/13 Pro
・iPhone SE(第3世代)
・M1搭載のiPad Air
・新型Mac「Mac Studio」
・Apple純正27インチディスプレイ「Studio Display」
と大量の新製品が発表に!
YouTubeライブも行なっていました。編集部・あみとうとリチャードがイベントを追いながらあれこれコメントしているので、Appleのアーカイブ動画と並行で見てみたりもおすすめです。
目次
1. 開始前:ムーディな音楽の中でARチックなAppleロゴがぐりぐり
5. きました、新iPhone SE(第3世代)!5Gに対応し、A15チップを搭載
6. ハイペースで進むイベント、「新型iPad AirはM1を搭載」と判明
開始前:ムーディな音楽の中でARチックなAppleロゴがぐりぐり

さーて、何が出るかさっぱりわからない時季外れのApple電撃イベントのお時間がやってまいりましたー。今日は何が出るんでしょうね。全然わからないなりに出てきた情報をまとめると…
・iPhone SE(第3世代):春といえばのSE
・新型iPad Air:中身のアプデに期待
・M2版MacBook Pro 13インチ:ノッチ入り14インチOR13インチ据え置き中身だけM2
ほかには新型Mac miniかiMacきてくれないかな、VR/ARゴーグル、AppleCarきたらどうなっちゃうの?って感じですね。開始まであと10分ちょい!
あ、あとスタンドアロンのPro Display XDRも期待。
あみとーさん&リチャードのYouTubeライブも見てね。
イントロダクション

おっと、ぐるぐるが加速!

Apple CEOのティム・クック氏登場。おはよー!
まずはAppleTV+の新作紹介
全力投入の新作オリジナル作品を紹介してますよー。

最初に紹介されたのは『CODA』。スマホがチラっと見えましたが、もちろんiPhoneでした。
ほかにも以下のような作品が登場するようです。






フライデーナイト野球もくるって。独占契約!
iPhone 13/13 Proに新色、グリーン
iPhone 13についてあれこれすごいんだよと語るのかと思ったら、iPhoneについては2つ発表がある、とのこと。え、2つ!?

あーなるなる、新色グリーンがくるって話ですね。iPhone 13/13 Proの両方にグリーンが追加に。3月18日リリース。グリーンのProは無印13より軽いそう。へー。(勘違いでした…)
きました、新iPhone SE(第3世代)!5Gに対応し、A15チップを搭載


iPhone 8っぽい見た目。でも中身は最新鋭、いくらだろ?

まず力を入れたのがチップのアップグレード、CPU/GPUともにどアップ。性能何倍かはわからないけど! 4.7インチでA15はオーバースペック感。

比較対象がiPhone 8以前の機種で、そこで粘ってる人類をとりこみたい感がアリアリですね。

もちろん、5Gに対応です。ガラスは13/13 Proと同じ、表も裏も現存スマホで最強、IP67レベルの防塵防水仕様。バッテリーもちもいいらしい(具体的にもつ時間は不明→終了後に確認したら「ビデオ再生/ストリーミング」で最大10時間とありました)。



カメラは12MPで、Deep Fusionに対応。要するに画質が上がっているようですが、カメラ性能向上というより、チップの処理性能が上がったからみたい。
ミッドナイト、スターライト、レッドの3色展開です。



iPhone SE(第3世代)は3月11日22時に予約開始、3月18日発売です。価格は5万7800円から(ストレージは64GB/128GB/256GB)。
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ハイペースで進むイベント、「新型iPad AirはM1を搭載」と判明



チップは噂どおりM1に。A14だった前モデルより60%高速になり、グラフィクス処理は2倍。iPad ProとiPad Airがチップで並んだかたちですね。11インチProを買う理由が…。

フロントカメラも超広角12MPにアップグレード。人物を自動で中央に捉えてくれるセンターフレーム機能にも対応。

Airも5Gに対応。これも噂的中ですね! ちなみに5Gはサブ6です。第6世代iPad Miniみたいに。
USB-CはUSB-Cのままです(Thunderboltじゃない)が、2倍高速って言ってます(自分はディスプレイがもっと良くてFaceIDなProを買うかな…)。
AirはMagic Keyboard、Smart Keyboard、第2世代Pencilにも対応。


新型iPad Airの価格は7万4800円から(64GB/Wi-Fiの場合。ストレージは64GBと256GBの2種、セルラー版もあります)。3月11日22時予約開始で、3月18日発売です。
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続いてMacのお話へ

「もうバッテリー持ちと高性能、どっちをとるかで悩まなくていい」
「四半期ごとにM1 Macは記録を破り続けてきた」
(ともにクック氏)
などといった発言が出た直後…
M1チップの最高峰。その名は「M1 Ultra」

M1 Ultraは「Ultra Fusion」というアーキテクチャを採用。



これでふたつのチップを1枚のチップのようにできるんだそうで。なんかすごいことになってきましたね。

M1 Ultraはフットプリントもだいぶデカくなってます。M1 ProよりかなりデカいM1 Maxの2倍。
20コアCPUで、M1の8倍高速になったそう。16コアCPUのデスクトップより電力消費は65%少なく抑えました、とのこと。GPUは64コアだそうで。

メモリーバンド幅は800GB/sにアップ、まじかー!
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背の高いMac mini? 強力過ぎる「Mac Studio」ですよ!
(くそー、なんでこんなにたくさん出るんだ)





Mac Studioは、Mac Miniを2個重ねたようなサイズ感。高さは約9.5cm。

Mac Studio、USB-CポートとSDカードリーダーがフロントについてます!! SDカードはAppleが殺そうとして殺せなかったものとして歴史に残りそうですね。
Mac StudioにはM1 MaxモデルとM1 Ultraモデルがあり、正面のポートはM1 MaxモデルだとUSB-Cポート×2、M1 UltraモデルだとThunderbolt 4ポート×2。

背面にもポートがいっぱい。Thunderbolt 4ポート×4、10GBイーサネット用ポート、USB-Aポート2、HDMI、ヘッドフォンジャック。

M1 Ultraを搭載したMac Studioは、最高スペックのMac Pro(Intel Xeon)より80%高速。Mac Studioは今後1年でPCデスクトップより1,000kwh省電になる見込み。

ふたつのファンを内蔵していて、下から吸い上げて穴穴穴から出ていきます。Mac Miniよりファンも2倍に増えたってことっすね。発熱も怖くない?


Mac StudioはM1 Maxモデルが24万9,800円(RAM32GB/SSD512GB)から。M1 Ultraモデルは約50万円(RAM64GB/SSD1TB)からです。本日から受注開始で、発売は3月18日。
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27インチの5K Retinaディスプレイ「Studio Display」もでるぞ!



Studio Displayは「オールスクリーン」デザイン(ベゼルも見える気がするんですが)。後ろに穴がなくなって27インチになったPro Display XDRという感じ。表面が標準ガラスとNano-textureガラスの2種類から選択になる点も同じ。
スタンドは「傾きだけ変えられるもの」と「傾きと高さを変えられるもの」の2種類。VESAマウントもあります。

サイズは27インチ。218ppi・600nitsで5KのRetinaディスプレイです。
12MP超広角のフロントカメラがついています。iPhone並みのカメラをそっくりそのまま入れた感じですね。センターフレーム機能にも対応しています。

スピーカー6つ。こっちも気になる!
Studio DisplayにはA13チップが搭載されていて、「高度に進化したカメラとオーディオシステムによるすばらしい体験を提供」できるとのこと。

Studio Displayは約20万円(標準ガラス/スタンドは傾きのみ調整可のものが付属)から。傾きと高さを調整できるスタンドに変えると+約4万5,000円ほど。VESAマウントだと値段は変わりません。本日受注開始で発売は3月18日。
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また、Magic Keyboard(Touch ID搭載)、Magic TrackPad、Magic Mouseには新色ブラックがくるそうです。以上です!

秋の発表にまにあわなかったのが全部きた感じでしたねー。うわー。
もう最後にワンモアでMac Pro…と言いかけて、それはまた次ね、って終わって、ぷはー。
ディスプレイにまでA13搭載で、チップ不足どこ吹く風のAppleを印象付けたイベントでした。
Source: Apple