マスク版Fitbit? 適切に装着されているかをチェックするセンサー搭載マスク

  • author Andrew Liszewski - Gizmodo US
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  • そうこ
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マスク版Fitbit? 適切に装着されているかをチェックするセンサー搭載マスク
Image: Northwestern University

マスク生活も3年目。

顎マスクになってるぞ! とか、鼻がでてるよ! とか、マスクが正しく装着されておらず、注意されちゃうことはしばしばあります。適切に装着してこそ、マスクが基本の感染予防という力を発揮するのはもちろんなのですが、何をもって適切なのかってのはざっくり。鼻がでてるなんてもちろん言語道断ですが、フィット感や使用時間など、何が「正しい」のでしょうね。それをセンサーできちんと把握しようとしているのが、シカゴのノースウェスタン大学のリサーチチーム。

マスク内に電子モジュール「FaceBit」を搭載

ノースウェスタン大学のエンジニアチームは、通常のN95医療用マスクの内部に電子モジュール「FaceBit」を搭載。センサーが内蔵されているFaceBitは、磁石で簡単に装着できるのがミソ。内蔵されたセンサーで、動きや内部の空気の流れを感知することで、マスクからモレがないかなど適切な装着感を判断します。現在の試作品ではモジュール電源はバッテリーで充電式ですが、将来的には熱、ひいてはユーザーの呼吸からエネルギーを供給できるようにするのが理想だといいます。FaceBitを使ったフェイスマスクは、オープンソースプロジェクトとして公開されているので、誰でもアイデアを出し、開発の手助けができます。

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Image: Northwestern University

マスクに磁石でセンサーくっつけてまで装着感気にしてないわと思いつつ、医療現場では重宝するかもしれません。コロナパンデミックの中、長時間働き続ける医療関係者。長い時間つけっぱなしのマスクにアラートを発することができたら、もしかしたら基本の対策が強化できるかもしれません。

マスク系フィットネス端末の可能性も秘めている

スマートマスクは、装着感だけでなく、呼吸データを常にモニタリングできることで、ユーザーの健康状態をいち早く察知できる可能性もあります。ポストコロナの世界でも、一定時間マスクして過ごすことで、呼吸データをモニタリングし、研究用に収集したり、日々のストレスレベルを測ったりなど、使い方はいろいろありそう。腕や指につける端末だけでなく、呼吸に注視するマスク系フィットネス端末として登場する可能性も…。FaceBitは、まだまだ初期段階なので、一般に出回るには今後さまざまな試験が必要なんですけどね。

Video: NorthwesternU/YouTube

Source: NorthWestern