最安値でAndroidから乗り換えできる、それがiPhone SE

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最安値でAndroidから乗り換えできる、それがiPhone SE
Photo: Florence Ion / Gizmodo

iPhoneに求める基本は全部はいってる。スクリーンサイズとカメラ性能をちょっと我慢することで安くなる。

それがiPhone SEです。今月発表された第3世代となる新型は、5万7,800円から。すでに買ったよー使ってるよーという人もいるかと思いますが、今回はちょっと嗜好を変えて、長年Androidユーザーである米GizmodoのFlorence記者がiPhone SEを使ってみたレビューをお届けします。Androidユーザーなのに、iPhone SEが気になる。その理由は、Androidにはない価格と性能のいいとこどり!


最後にiPhoneを使ったのは10年前。あれからかなり変わりましたよね。端末そのものはもちろんiPhoneを取り巻くエコシステムだってあの頃とはぜんぜん違います。そう、私はAndroidユーザー。Androidユーザーだけど、中価格帯のiPhone SEが気になる。乗り換え(と言いつつ、Androidも使い続けるんだけど)検討でレビューしてみました。

iPhone SE(第3世代)

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Photo: Florence Ion / Gizmodo

これは何?:Appleのバジェット端末、5G対応。

価格:430ドルから(日本は5万7,800円から)

好きなところ:フラッグシップレベルの性能、そこそこのバッテリーもち、長期のソフトウェアアプデが見込める

好きじゃないところ:ディスプレイ小さい、カメラにナイトモードなし、最安値モデルだと容量が64GBになっちゃう



高性能チップとお手軽ボディ

Apple最新自社チップを手の届きやすいボディに納めた端末=iPhone SE。つまり、チップ自体はApple最先端フラッグシップのiPhone 13と同じなんです。それでいて、価格は430ドルスタート。Android端末で、このプロセス処理能力かつこの価格帯の端末なんてありません!

もちろん、価格が価格なので何かしら我慢すべき要素はあって。iPhone SEの場合、それはディスプレイですね。4.7インチのLCDスクリーンは、やっぱりかなり小さい。10年前、最後に使ったiPhone 4Sを思い出したレベルです。ただ、このコンパクトさがマイナスではなく利点と感じる人もいると思うので、一概に良い悪いとは言えず。

既視感はある

最新型といいつつ、iPhone SEってなんか見たことあるよなと思うのは当然。見た目は第2世代iPhone SEから変わってませんから。サイズ、ボディ、同じです。基本はiPhone 8から同じというね。カラバリはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3つ。

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手にすっぽり収まる&握れるサイズ。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

画面がやっぱり小さいんだよなぁ

4.7インチ(750 x 1334)のディスプレイは、iPhone 13のOLEDと比べたらそりゃ劣りますが、十分綺麗です。でもなぁ、やっぱりサイズがなぁ。端末サイズは好き嫌いあると言いつつ、私にとってはやっぱり小さいのはネック。同じ価格帯ならば、GoogleのPixel 5a、SamsungのGalaxy A53 5Gが、6.5インチOLED、6.5インチSuperAMOLEDだしなぁ。(しかもSmasungはリフレッシュレート120Hz。)

実際、使っていて「サイズがなぁ」と思ったことは多かったです。例えば、ポケモンGOでも、モンスターボールを投げるときのスワイプ距離が物足りない。例えば、タイプがしずらいのでログイン画面でパスワード打ち込まなきゃいけないとき間違えちゃう(ネイルが長めなのでよりツラい)。例えば、Safariでウェブ記事も文字が詰め込まれているようで読みずらい。文字サイズ小さくしてもいいんですが、バジェット端末でいいという層には、逆に画面サイズは大きい方が助かるという人も少なくないはずなので、悩みどころですね。

安価端末でも背面をガラスにしたのには好感。Appleらしいデザインの高級感があると思います。これは、GoogleやSamsungの安価モデルにはないところですね。

間違いないパワフル性能

搭載されているApple自社チップA15 Bionicはさすがです。昨年iPhone 13がリリースされて以来、性能比較あちこちやってますが、Android端末の上をいってます。となると、やっぱりこの性能のチップいれてこの価格っていうのはiPhone SE最大の強み。総合的なベンチマークはiPhone 13と同じで、アプリの起動の素早さはもちろん、AR系のゲームでも問題なくプレイできました。アプリ間の切り替えもスラスラ。

バッテリー持ちは特筆すべきではないけれど、それでも1日を乗り切るには十分。Apple公式いわく、バッテリーもちは動画連続再生15時間。編集部の動画再生バッテリーテストでは14時間だったので、ほぼほぼ同じ結果に。でも、Pixel 5aは18時間なので、やっぱり馬力はなし。バッテリーと言えば、MagSafeワイヤレス充電には対応してません。Qiワイヤレス充電対応ではあるので、他社のアクセサリを使えばいいんだけど。

第2世代と違って、今回から5G対応。そこそこ長く使いたいなと思ったら、今買う端末は5G対応か否かは重要なのでここは大事なポイントかと。

カメラ1つで全部やる!

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シングルリアカメラ。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

ディスプレイと同様、安価端末としてスペックが下がったのがカメラ。リアカメラ1つだけなんです。12MPで、第2世代と同じ。ただ、A15 Bionicの力で撮影する画像はクリアでカラーバランスもよくて美しい仕上がりにはなります。

暗所最強のGoogle端末(中価格帯)と比べてみたのですが…、iPhone SEは夜間・暗所撮影向きではないですね。焦点を自分でいじらないと、アンビエントライトまで取り込んでくれないし、露光時間をいじる設定もありません。

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焦点を変えて撮影。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

夜間はさておき、明るい場所でスナップするには問題なし。フォーカスが素早いので、動いていても撮影しやすい。

フロントカメラ=FaceTime用セルフィーカメラは7MP。iPhone 13でリリースされたカメラ機能「フォトグラフスタイル」使ってセルフィー撮るの楽しいですよ。写真でいうと、最安モデルだと容量64GBなので、iCloudが必要になるかも…。

買い?

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ホームボタンのTouch ID。
Photo: Florence Ion / Gizmodo

iOS 15.4搭載なので、Appleが提供するモバイルOSを享受する最も安い方法がiPhone SE。とはいえ、マスク対応のFace IDは使えないんですけどね。iPhone SEは指紋認証のTouch IDですから。

繰り返しになりますが、この価格帯でこの性能はAndroidにはありません。バジェット端末の選択肢が増えるAndroid業界ではありますが、これはない! iOS/Appleエコシステムへの乗り換えを検討しているAndroidユーザーにとっては、最安値で切り替えできるのがiPhone SEの魅力。この性能と価格のコンボだと、むしろ乗り換えたくなるかも。Androidユーザーにとっては、Appleの安定したソフトウェアアプデは本当にうらやましいですから。5G対応だし、基本機能はほぼ全部いりだし、安いし、長期的なソフトウェアアプデは見込めるし、まさに乗り換え推奨端末と言ってもいいでしょう。でも、あくまでもバジェット端末なので、スクリーンサイズとカメラを犠牲にできればの話ですけどね。

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