場所がなくてハードシンセが置けない人もニッコリ。
楽器メーカーのKORG(コルグ)は、2020年に「wavestate」と「opsix」という2台のシンセサイザーをデビューさせました。どちらもユニークなこの2台のシンセが、なんとPCで使えるプラグインになっちゃいましたよ。
複雑な波形も劇的なFM音源も、PC1台に
名称は「wavestate native」および「opsix native」。それぞれWindowsとMacに対応したプラグインで、さまざまなDAWに対応します。PC1台あればこれら2台のシンセサイザーの音色が手に入るワケですね。
wavestate nativeは、複雑な波形変化が持ち味のシンセwavestateと完全互換するよう作られており、シームレスなサウンド交換が可能。DAWで作った音色をハードシンセに持ち込んでも良いし、ライブではwavestateを使っても良し。もちろん使い慣れたMIDIキーボードで演奏することも。
opsix nativeは実機のopsixと同じサウンドエンジンを搭載しており、文字通りのにハードシンセのソフトウェア版。まーこのシンセはほんと奥が深そうで、FM変調に留まらず信号経路のパッチングや波形のレイヤードなど、無限の音色が作成可能。プラグイン版ならオートメーションを組み合わせた変調もできそうですね。
現在、どちらのプラグインもリリースセールを実施中で、価格は1万4900円となっています(無料のデモ版も配布中)。また、ハードウェアを持っている人には4,900円で入手できるお得なクロスグレードパッケージも用意されています。実機をお持ちならぜひお忘れなく、持ってなくても気になる人は、無料のデモ版をお試しあれ。
Source: KORG