海や山で遭難したときに救助信号を発信する腕時計「O-BOY」。ボタン5回押しで「た・す・け・て・よ」のサイン

  • author 岡本玄介
海や山で遭難したときに救助信号を発信する腕時計「O-BOY」。ボタン5回押しで「た・す・け・て・よ」のサイン
Image: KICKSTARTER

エクストリームな冒険家はマストです。

ヨットやクルーザーで海に出たり、登山やスキーで山に入る人は、万が一遭難してしまった場合に備えて救助信号を出す腕時計「O-BOY」を装着しましょう。

緊急度合いに応じてボタンを連続押し

本体はIP68規格の防水・防塵、耐衝撃仕様とタフな作りで、充電は7日間持つよう作られています。最大の特徴は、赤いボタンを5回連続で押すと設定した4つの連絡先にあらかじめ作っていたメッセージとGPSの座標が通知される「GetMe」機能と、8回連続押しで最寄りの救助サービスに信号を送信する「RescueMe」機能を備えている点。誤って数回押すことはありそうですが、さすがに5回や8回は故意じゃないと押せませんよね。

もしボタンを10秒長押しすれば、4つまでの連絡先に5分、20分、60分間隔でGPSの座標が送信される「TrackMe」機能もあります。

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Image: KICKSTARTER

海のド真ん中で遭難した開発者

開発者は2015年にウインドサーフィンでフィンが折れて操縦できず、大海の真ん中で遭難したことがあり、その体験が開発のきっかけとのこと。そのときは幸い通りかかった船に救助されましたが、大自然の中では何が起こるか分からないので、転ばぬ先の杖として身に着けておくと安心感が違います。

Video: Best Crowdfunding Projects / YouTube

欧州宇宙機関のesaが最新技術で支援しているのも頼もしいです。EUの衛星測位システム「ガリレオ」を使わせてもらっており、世界中どこで遭難しても信号がキャッチされます。

生命のためにサブスク

KICKSTARTERでの出資金は、早期便で265ユーロ(約3万4000円)。その上で各機能に応じた月額/年額のサブスク料金が別途発生します。でも、民間の救助サービスで探索ヘリを飛ばせば何百万円という金額がかかりますし、なにより命に値段は付けられませんからね。

Source: O-BOY,YouTube, KICKSTARTER via NEW ATLAS

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