これぞロマン。
アウトドアが人気の昨今。かくいう僕も一昨年くらいからキャンプに大ハマりしています。が、準備が大変だったり、なかなか予定を合わせられなかったり、ハードルが高いのも事実です。
そんな人たちの中で話題となりつつあるのが「べランピング」。家のベランダで「グランピング(贅沢に楽しむアウトドア)」を楽しむことを指す造語です。元々グランピングは電気を使ってもOKですが、べランピングとなれば場所が家なのでなおさら使い放題。そんな流れもあってか、家電メーカーのパナソニックが3月15日に「べランピングセミナー」を主催するということで行ってきました。
ノー煙で燻製が楽しめる「けむらん亭」

会場に到着すると、テーブルにはおつまみが。どうやら、3月1日に発売されたパナソニックのスモーク&ロースター「けむらん亭(NF-RT1100)」を使って燻製したものとのこと。今回のセミナーは、この「けむらん亭」がメイントピックです。
「けむらん亭」自体は2015年に登場した製品で、燻製やグリルを煙を気にせずに使えるのが特徴。仕組みとしては、強制排気ファンが煙を14層の触媒フィルターに誘導し、煙の90%をカットしてくれます。最新の「けむらん亭」では、燻製機能がパワーアップし、燻製の度合いを「強め」「弱め」で設定できるようになりました。

キャンプでの燻製に慣れ親しんでる自分としては、燻製の度合いを調整するというのは盲点。たしかに食材や好みによってちょうどいい塩梅があるはずですよね。

そして今回新たに、調味料(塩・粒こしょう・ごま・みそ)の燻製にも対応しました。そもそも調味料って燻製できるんや…という驚きがありますが、これもテクノロジーの賜物ですね。いつものキャンプではそんな発想にもなりませんよ…。
野生味が薄れた、上品な燻製に

セミナーを聞きながらちびちび食べてたところ、どれも美味しい! キャンプで行なう燻製は自然も合間って野生的な風味を感じる気がしますが、「けむらん亭」で燻製したおつまみは雑味が少なく、上品な風味がします。家で食べるならちょうど良いかも。




会場では、実際にチーズを燻製する様子も見せてくれました。 手順は、専用の容器に燻製チップを入れて、アルミホイルを敷いた燻製網の上にチーズを置くだけ。香りが逃げないように、上からしっかりとアルミで覆います。燻製の度合いを「強め」にして、15分で出来上がり。
2022年はこんなにも簡単に燻製できる時代なんですね。燻製チップの種類によって風味を変えられるし、燻製調味料は一度作っておけばしばらく使えるし、「けむらん亭」があれば本当に日常的に燻製を楽しめそう。
「けむらん亭(NF-RT1100)」の価格はオープン、推定市場価格は4万4000円前後です。
アウトドアはもはや外だけのものではない
昨今の事情を見ていると、アウトドアの魅力に気づいた人たちが実生活にも取り込もうとしてる動きが見えます。そんな中で家電メーカーが本気を出せば、おウチでできることの幅が広がるのも当然! アウトドアは「外だからいい」ってのは前提としてあるとしても、日常の一部にして悪いことはないですからね。
(と言いつつ、そろそろ暖かくなってきたし燻製調味料を手にキャンプ行くか…)
Source: Panasonic