サムスン初、量子ドット技術搭載の新有機ELテレビがやってきた!

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  • author Phillip Tracy - Gizmodo US
  • [原文]
  • 塚本直樹
サムスン初、量子ドット技術搭載の新有機ELテレビがやってきた!
Image: Samsung

映像美に期待。

Samsung(サムスン)が今年はじめのCES 2022にて展示した、QD-OLEDテレビ「Samsung OLED TV(S95B)」の予約販売が開始されました。

QD-OLEDとは量子ドットと有機ELの長所を組み合わせたもので、「無限」のコントラスト比と完璧な黒の表現、高い輝度を実現します(詳細についてはこちらから)。技術的には、量子ドットは有機ELの前面にある別レイヤーに配置され、赤と緑の量子ドットを含む画素に青色の光を照射します。これによりそれぞれの画素は赤/緑/青をカバーする3つのサブピクセルとして働き、純度の高い白色光を作り出すのです。

Samsung

サムスンにとっては初めてのQD-OLEDですが、じつはソニーもCES 2022にてQD-OLEDテレビ「Bravia A95K」を発表しており、またAlienware(エイリアンウェア)も同技術を採用した新しいモニターを発表しています。

Samsung OLED TV(S95B)の場合は、「Neo 8K」にも搭載された「Neural Quantum Processor」により、アップスケールの画質が最適化されています。搭載OSはサムスン独自開発の「Tizen」で、オブジェクトトラッキングサウンドやDolby Atmos、テレビとサウンドバーで同時に音声を再生する「Q-Sympathy」による、音質の高さもアピールしています。

注目したいのが「OLEDブライトネスブースター」で、詳細は不明ですが有機ELディスプレイで問題となる輝度不足を解決してくれるかもしれません。その他にも「HDR10+」や120Hzでの高速駆動など、今どきのスペックが盛り込まれています。

テレビ本体は極薄(スタンド抜きで1.6インチ:約4cm)で、サムスンによればこれは「LaserSlim」デザインとのこと。背面にはHDMIポートが4個あり、すべてが4K解像度/120Hz駆動をサポートしているので、ゲームモニターとしても活躍してくれます。

Samsung OLED S95Bは55インチ/65インチの2モデルで、前者は2199ドル(約26万円)、後者は2999ドル(約36万円)。ソニーの同サイズのQD-OLEDテレビはまだ価格が発表されていないので、サムスンがひと足早く製品を投入したことになります。

Image: Samsung

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