相変わらず抜群のコスパ。
米国時間3月17日、Samsung(サムスン)はミッドレンジシリーズの最新スマートフォン「Galaxy A53 5G」を発表しました。
お値段抑えめにして充実の機能
A50シリーズは豪華なディスプレイに4眼カメラシステムなど、それなりの機能を備えつつも手頃な価格帯のスマートフォンとして、サムスンのベストセラーシリーズとなっています。
最大800ニトの6.5インチFHD+スーパーAMOLEDディスプレイを搭載、前モデル同様リフレッシュレートは120Hzと、フラッグシップ級のスペックを保っているのが人気の理由のひとつですね。他メーカーのミッドレンジ価格帯スマホは、ディスプレイの解像度やスペックが下がることが多いので、サムスンが中価格帯のスマホでこのディスプレイスペックを出してくるのは注目ポイントです。
さらにGalaxy A53 5Gは、サムスンのExynos 1280プロセッサー、6GBのRAM、5,000mAhのバッテリーを搭載。このバッテリー容量はGoogle(グーグル)のミッドレンジ相当のPixel 5aに搭載されているものよりも大きいもので、サムスンによれば最大2日間の持続時間があるとのこと。
モデル名の通り、5Gにも対応。また、IP67に準拠した防水・防塵性能も備えていて、この価格帯としての付加価値は高いと思います。
カメラはどこまでスペックを上げているか?
Galaxy A53 5Gでさらに改善されたカメラシステムが、Pixel Aシリーズの夜間撮影モード「Night Sight」に肩を並べられるかどうかは興味深いところですね。12メガピクセルの超広角カメラ、64メガピクセルF1.8とOISを備えたプライマリーカメラ、5メガピクセルのDepth(深度)カメラ、そして5メガピクセルのマクロレンズと、背面には4つのカメラが搭載され、フロントカメラは32メガピクセルF2.2のスペックです。

箱から出して起動するとすぐにAndroid 12とOne UI 4.1が動作します。サムスンはOne UIとAndroid OSの4世代にわたるアップデートと、5年間のセキュリティアップデートを保証しました。また、A53 5GはLink to Windowsも利用可能で、Windows PCからスマートフォンのアプリを操作したりアクセスすることも可能です。
価格は450ドル(約5万3000円)からで、ここでもグーグルPixel 5aとの真っ向勝負。アメリカではT-MobileとVerizonでは3月31日から、AT&TとSamsung.comでは4月1日から発売予定です。日本でのリリースも期待して待ちましょう。
Source: Samsung