ついに出た!プロセッサ内蔵のAppleディスプレイ!
本日、Mac Studioと一緒に発表された「Studio Display」。今回はMac Studioのお供といった感じで発表されましたけど、過去のMacも(互換性があるモデルなら)、広く恩恵が受けられるデバイスです。そして、渇望されていた頑張れば手を出せる価格帯の純製高解像度ディスプレイなわけで、僕としては今回かなり狙い目な製品なんじゃない?って思うんですよね。
僕だけじゃなくて、気になっている人も多いと思うので、ざっと仕様をおさらいしてみましょう!
27インチ 5KRetinaディスプレイ

ディスプレイは27インチ 5K。これまでのiMac 27インチに代わる存在であり、LG Ultrafine 5Kに代わるディスプレイですね! 詳しいスペックは以下。
【ディスプレイ仕様】
・27インチ(対角)5K Retinaディスプレイ
・5,120 x 2,880ピクセル解像度、218ppi
・600ニトの輝度
・10億色対応
・広色域(P3)
・True Toneテクノロジー
さまざまなリファレンスモードが利用できますが、Pro XDR Displayと違ってHDRビデオ(P3-ST 2084)は非対応です。でもP3の広色域対応でTrue Toneの5Kディスプレイ、しかもApple純製ってだけでもうひたすら頷きマン。写真や動画編集の信頼できるパートナーとなってくれるのは確実です。
12MPカメラ・マイク搭載・空間オーディオ対応

上部に搭載されているカメラは12MPで視野角122度、f2.4。被写体に合わせて画角を調整するセンターフレーム(Center Stage)に対応します。スピーカーもリッチで、6スピーカー構成。ドルビーアトモスや空間オーディオにも対応。
マイクはスタジオ品質の3マイクアレイとされていて、指向性ビームフォーミングでノイズを除去して自分の声だけをクリアに届けてくれるそうな。ちなみに、「Hey Siri」対応。さすがA13 Bionicだ!
Thunderbolt 3に対応

MacやiPadとの接続はThunderbolt 3ケーブル。電源供給は96Wまで対応します。また、最大10Gb/sのUSB-Cポートが3つ用意されているので、ハブにもなりますよ!
互換性については以下をどうぞ。
サイズは横幅62.3cm、重量6.3kg

標準スタンドのサイズ感はこんな感じ。重量6.3kgはサイズを考えると軽めでLG UltraFine 5K Displayよりも2.2kgほど軽くなっています。iPhoneやiPadからはおなじみのAR表示ができるので、実際にデスクに置いてシミュってみると良いかもね!
価格は19万9800から
標準ガラス(反射防止コーティングあり)のベースモデルが19万9800円。映り込みがさらに少ないNano-textureガラスになると24万2800円となります。
スタンドは3種類→傾き・傾きと高さ・VESAマウント

スタンドは標準の「傾き調整できるスタンド」、オプションの「傾きと高さを調整できるスタンド(+4万4000円)」、「VESAマウントアダプタ(+0円)」の3つ。高さを調整したいなら、VESAマウントアダプタで、別途ディスプレイアームを購入したほうが圧倒的にお得です。統一感は無くなっちゃいますけどね。
予約は本日から、発売日は3月18日
Studio Displayは今すぐ注文できて、3月18日発売。原稿執筆時点(5時30分)の段階ではまだ発売日当日に届くスケジュールでしたよ。
僕、M1のMac mini持ってるので、これを買えば実質M1のiMac 27インチみたいな環境が手に入るわけですよ! くっそ、ほっしいぞ!
Source: Apple