ランニングって地球にやさしいスポーツ。
吐く息以外には二酸化炭素(CO2)を排出しませんし、ギアとして必要なのはランニングシューズぐらいです。
ただし、今まではランニングシューズがエコじゃありませんでした。石油由来のプラスチック素材でできているものがほとんどで、カーボンフットプリント(商品が作られてから捨てられるまでの二酸化炭素排出量)は車で50km走るのと同じぐらいでした。
地球にやさしいランニングシューズ
ランニングがせっかくエコなんだから、ランニングシューズもエコなものが欲しい!

こんなニーズに応えるべく、Allbirds(オールバーズ)とAdidas(アディダス)が共同で長年開発してきた「Adizero x Allbirds 2.94 kg CO2e」。ついに、ついに販売開始しました!ランニングシューズ史上で画期的なターニンングポイントが到来した感ありますねー。

名前のとおり、カーボンフットプリントは一足あたりわずか2.94kg CO2e。一般的なランニングシューズと比べると二酸化炭素排出量を76%もカットされてます。
オールバーズ限定カラーの「Semi Turbo」




デザインも革新的
塗料のかわりに刺繍が施されていたり、靴ひもの穴に金属部品を使っていなかったりと、ぱっと見からもカーボンフットプリントを圧縮する工夫がうかがえます。
アッパーにリサイクル素材を使用しているのも、すごくいい感じですね。

アウトソールにはゴム素材、そしてミッドソールには砂糖キビ由来の植物ベース素材を17%使用したバイオベースのEVAが使われているそうです。

アディダスではコアブラック、アシッドレッド、ノンダイド(白)の3つのカラバリを展開中です。わたしは迷わずアシッドレッドをゲット!
軽やかな足取りでランニングしてみたい
実際履いてみるとわかるんですが、めっちゃ軽いです。重量わずか153g。いやこれ本当に軽い。ファーストインプレッションとしては、
- ①とにかく軽い!
- ②ソールがやわらかい。
アッパーは極薄でサポート力は低めのデザインなので、ある程度脚の筋力を必要とするシューズかもしれません。長距離ランに向いていそうなので、今年のマラソンシーズンに大活躍してくれそうです。
足運びが軽やかで、しかも地球環境への負担も軽やか。そのうえお値段もランニングシューズとしては軽やかな1万3,500円(税込)ときてます。脱炭素社会の実現に向けて個人として微々たる貢献をできているのかなと考えると、さらに軽やかな気分になれますね。
世界中のランニングシューズがこうなってくれたらいいのにな。ランニングするのが楽しみです。