湾曲のことなら、お任せあれ!
突然ですが、僕は迷っています。というのも、自宅のPCディスプレイをそろそろ買い換えようかな〜と思っていて、昔から憧れていた湾曲ウルトラワイドディスプレイに手を出してみようかなと思っているのですが、同じ湾曲ウルトラワイドでも性能や値段もいろいろあるし、そこで迷ってるんです。

はぁ、こんなときに湾曲ウルトラワイドのエキスパートがいたらなぁ…。
そこのお前さん、湾曲ウルトラワイドディスプレイ選びで迷ってるのかい?
ん、その声はだれです?

湾曲ウルトラワイドディスプレイのことなら、あっしに任せてもらおう!
だ、だれだあんた! 編集部、会社に変な人がいますよー! 警備員さん呼んでー!

変な人とは失敬だねぇ。あっしはこのあたりでは名の知れた、粋でいなせなちょんまげ編集部員よ。江戸の町人は、こうやってチョイとちょんまげを曲げるのが粋ってもんでね。あっしは曲がっているものが大好きなんでさ。曲げ木の家具や高速道路の合流地点、そしてもちろんディスプレイは湾曲ウルトラワイド! まるっと愛でてるんですよ。湾曲こそ美の極意!
(まーた変な人呼ぶじゃん、ギズ……)
とにかく、あっしの前で湾曲ウルトラワイド選びに迷ってるとあっちゃあ放っておけねぇ。その悩み、あっしに預けな!
ゲームを楽しむなら、この1台!
ひょんなことから、ちょんまげ編集部員を名乗る不審者…もとい、湾曲ディスプレイを愛するエキスパートに相談をすることになりました。本当に大丈夫なんでしょうか、不安でたまりません。
時にお前さん、ゲームはやるのかい?
ゲームですか? まぁやりますね。PCゲームをちょくちょく遊びつつ、いずれはXboxなどのゲームハードもつなぎたいなーって。

であれば、BenQのゲーミングモニターがいいんじゃねぇか? MOBIUZってぇシリーズの34インチ「EX3415R」がオススメだねぇ。解像度は3,440×1,440。コイツは大画面と多機能を両立させた傑作よ。
めっちゃ詳しいじゃないですか! どのへんがゲーム向きなんですか?
まずリフレッシュレートは144Hz、応答速度は1msと、瞬時の判断が要求されるFPSやレーシングゲームにも向いていて、さらにはIPSパネルで画質にも妥協なし。画質といえばBenQ独自のHDRiモードもニクいねぇ、標準的なHDRよりもさらに細かいディテールまで楽しめるってもんでさ。スピーカーも2.1ch(2W×2+5W)採用で、音の迫力も申し分なしよ。
なるほど、確かにすごくゲーム向きのスペックですね。良いなぁ。
お前さん、ゲーム配信はやるのかい? BenQのディスプレイは画面分割機能もウリでねぇ。例えばゲーム機とPCを両方ディスプレイにつないで、画面分割でゲームをしながら配信画面でコメントをチェックするなんてこともお手のもんよ。

おぉ、これは便利。これ、ゲームをしながら攻略動画や攻略サイトを表示させておいても良さげですね。

おぉよ。こんなふうに攻略動画を見ながら進める感じな。黄色の線で囲んだように、分割のパターンは、1:1、1:2、ピクチャー・イン・ピクチャーの3種類から選べるから好きに使いな。これを機に配信デビューしてみるのもいいんじゃねぇか? ちなみにEX3415Rの価格は11万円前後ってところよ。
(この人、BenQの説明のときだけ横文字まで流暢になるな…)
ゲームは好きだけどコスパも求めたいなら、この1台!
さっきの「EX3415R」、かなり理想のディスプレイだと思ったんですけど、もうちょっとリーズナブルなモデルはありますか?
なるほどコスパも求めてぇか。ならば、解像度をはじめ機能面はほぼ同じでパネルをVAパネルにした「EX3410R」がいいんじゃねぇか?

画質面ではIPSパネルに譲るが、34インチの大画面や2.1chスピーカーはそのままで価格は8万5000円前後っていうからうれしいじゃねぇか。
10万円切りで34インチウルトラワイド、良いですね。144Hzのリフレッシュレートや応答速度1msも同じだし、IPSパネルにこだわらないならこれでも良いかも。
EX3410Rは今年2月に発売されたばかりの新製品でね。ユーザーの要望をより汲み取ったモデルともいえる。近ごろは景気もよくねぇし、懐に優しいモデルはあっしら庶民にはありがてぇってもんよ。
とことん大画面を追求したいなら、この1台!
お前さん、せっかく湾曲ウルトラワイドを使うならとことん大きな画面が欲しくねぇか? 昔から領地とディスプレイは大きいほどいいって言うじゃねぇか。
34インチでも十分大きいと思うんですけど、まだ上があるんですか? あと領地は持ってません。

ふふふ、これを見な「EW3880R」。リフレッシュレートは60Hzだが、37.5インチの大画面は圧巻の見応え! IPSパネル採用で解像度3,480×1,600とくれば画質の美麗さも折り紙付きさぁな。さらに、HDRi、EXシリーズを上回る3W×2+8Wの2.1chスピーカーなど機能面も抜かりなしよ。価格は13万円前後ってぇところだ。
これはすごいですね…! 正直、ここまで大きな画面は候補にありませんでしたが、これが自分の家にあると想像したらワクワクが止まりません。
昂ぶってきただろう? 「EW3880R」はUSB-C給電に対応しているからPCとの接続がケーブル1本でスマートなのもウリよ。もちろん画面分割機能もあるぜ。

これだけ大きな画面なら、半分ずつに分割してもそれぞれが十分に大きいなぁ。これはしばらくディスプレイがなくて使えていなかったWindowsのデスクトップが復活させられるな。今はメインはMacだけどWindowsでしか動かないソフトもあるんで、両方いっぺんに使えるのはありがたいです。
あとは、ハイパワーなデスクトップと普段使いのノートを画面分割して、デスクトップでレンダリングなど重たい処理のステータスをチェックしながらノートの方で仕事を進めるとかな。大画面でファイルやウィンドウもたくさん開けるし、仕事でも便利に使えるってぇもんよ。
湾曲ウルトラワイドで、一国一城のPCライフを
いやぁいろいろありがとうございました。ちょんまげ編集部員さん、最初は(今でも)変な人だなと思ってましたけど、ほんとに湾曲したものに詳しかったんですね。僕にふさわしい湾曲ウルトラワイドはどれか見極めます!

いやぁ礼には及ばねぇよ。湾曲ウルトラワイドの魅力が伝えられたならあっしもうれしいんでね。どうでぃ、読者のみんなも湾曲ウルトラワイドが気になってきたんじゃねぇか? いっちょその包み込まれるような没入感で一国一城のPCライフを楽しんでみねぇか!
Photo: 小原啓樹
Source: BenQ