凍らせたペットボトル、用意してね。
猛暑のなかでの作業できる電動式ファン付きウェア。今ではスタンダードになりつつあります。電動式ファン付きウェアはファンで外の空気を取り込むことで体を冷やす仕組みですが、そもそも外気が熱かったら、熱風が入り込んでしまったりすることも。
そこで山善は考えた。「そうだ水冷だ!」
ほんとにそう叫んだかはわかりませんが、山善、作っちゃいました。水冷式ウェア「DIRECT COOL」です。

このウェアは、凍らせたペットボトルで冷やした水が、ウェア内に張り巡らされたシリコンチューブを駆け巡る仕組みとなっています。もちろんモバイルバッテリーも付属しています。
これなら外気が熱くても関係なし。いつでも冷たい水が体内を駆け巡っているような感覚になることでしょう。
プロ用と一般用があるよ
DIRECT COOLは2種類。プロ仕様の「DC-B02」はバッテリー容量が5,200mAh。冷却持続時間は約3時間以上で、連続運転モードで約10.5時間、ミドル運転モードで約27時間、ロング運転モードで約38時間使用できます。また、凍らせたペットボトルを入れる専用タンクが保冷バッグで覆われているため、より氷が長持ちします。
一般仕様の「DC-B01」は、バッテリー容量が3,350mAh。冷却持続時間は約3時間、連続運転モードで約7時間、ミドル運転モードで約17時間、ロング運転モードで約24時間使用可能。通常の使用ならこちらで十分とのこと。

DIRECT COOLを装着したまま防護服などを着ることもできるうえ、ファンを使わないので粉塵を吸い込んでしまうこともありません。
PCクーラーとして水冷式は知ってましたが、とうとう人体も水冷の時代になったんですね。この夏のひんやりグッズとしていかがでしょう。