珍しい展示品も……!
マーベル・シネマティック・ユニバースの映像作品で使われた実際の衣装や小道具が見られる「アベンジャーズ展|AVENGERS S.T.A.T.I.O.N.」が4月16日から東京の六本木にある森アーツセンターギャラリーでスタート。

2014年にニューヨークでスタートし、世界各地で開催されてきた展覧会が遂に日本に上陸しました。ただ見るだけでなく、実際に触たりして遊べるインタラクティブな展示が行なわれMCUの世界に没入できるというのも魅力となっています。今回はその内覧会の見どころを写真・動画とともにご紹介します!

会場に入ると、MCUファンにはおなじみの諜報組織S.H.I.E.L.D.のマリア・ヒルからのメッセージが上映。映画でもマリア・ヒルを演じたコビー・スマルダーズがやっているというあたりがファンには嬉しいところ。

「アベンジャーズ展」で来場者はアベンジャーズのための科学戦闘支援ネットワーク「S.T.A.T.I.O.N.」のチームの一員として、ヒーローたちに関する知識を蓄えていくという設定になっています。


マーベルのスーパーヒーローたちの設定に合わせ、それに関連した科学的な情報も楽しめるという展示形式。ガラスケースには実際に撮影に使用された衣装・小道具が多数展示されています。
『アントマン』のブース前では来場者の動きに反応するアリが道案内をしてくれたりと、キャラクターの設定にマッチした演出が随所になされています。
衣装・小道具は見事に汚し加工がされリアリティが演出されていますが、よく見ると実際撮影に使ったことで入ったのであろう傷もあったりするのが注目のポイント。


また、実物大の像も展示されています。実際のサイズはスクリーンで見た時とは結構印象が違うかも? ハルクの手はやっぱりでかい……!

展示されているのはスーパーヒーローたちだけではなく、中には『アベンジャーズ』のチタウリといった敵役の小道具も。日本ではマーベル映画関連の展示は何度か行なわれましたが、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』に登場したダークエルフ関連のアイテムが置いてあるのは結構珍しいはず。

ダークエルフの銃から出ているケーブルにはよく見るとプラスチックのバックルがついていますね。実際の登場シーンをチェックするとわかりますが、このパーツはコスチュームと接続すると上手いこと隠れるようになっていて、制作時の工夫が実際に見れるのもよいところ。
ハルクバスターになって、平和も守ってきました。 #今日のギズモード#アベンジャーズ展pic.twitter.com/DcHlJFl3Z1
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) April 15, 2022

アイアンマンのアーマーを身にまとって戦う訓練といったゲームもあれば、こういった懐かしくも味わい深いシューティング(?)ゲームも。

展示の最後には他の参加者と共に戦うトレーニングも。どんな内容かはぜひ会場で……!



そしてファンには楽しみな物販コーナー。会場限定アイテムとして売られているタオルや菓子の缶には、マーベルでさまざまな人気作品を手掛けたコミックアーティストのアレックス・ロスのアートが使われているあたりが熱い(元の絵はマーベル・コミックスの本社の壁に貼られているアート)。


また、会場に隣接しているカフェ「THE SUN&THE MOON」ではMCU最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』をテーマにしたカフェが展開中。「ニューヨークから空間移動してきたチーズバーガー」など見た目も名前も楽しいメニューが提供されています。
「アベンジャーズ展|AVENGERS S.T.A.T.I.O.N.」は東京・六本木の森アーツセンターギャラリーにて4月16日~6月19日まで開催。開催日程などの詳しい情報はこちらの公式サイトを御覧ください。
Source: アベンジャーズ展|AVENGERS S.T.A.T.I.O.N.