アメリカは世界のなかで自己中心的に振る舞っているように見えることも多いけど、それは正義に燃える心の裏返しであるようにも感じられます…あくまで、個人の感想ですけど。
そんなアメリカ政府、実はSpaceX(スペースX)によるStarlink(スターリンク)の衛星インターネットで支援をひっそりと行っていたとの報告があるのです。
受信機5,000台をドーンと寄付?
The US Agency for International Development says SpaceX donated "roughly $10 million" worth of 3,667 Starlink terminals and associated internet service to Ukraine. 5,000 terminals were delivered in total, with USAID buying "the additional 1,333 terminals."
— Joey Roulette (@joroulette) April 6, 2022
ちょいとおさらいすると、スターリンクは低軌道の衛星を利用したブロードバンドインターネット計画で、その利用には地上の受信端末が必要となります。宇宙ジャーナリストのJoey Roulette氏によれば、米国国際開発庁(USAID)はウクライナに合計で5,000台のインターリンク端末を寄付していた…とのこと。寄付をこっそりと行っているというのは、戦略的な理由がどこかにあったのかもしれません。
これらのスターリンクの端末は、地上施設が大きく破壊されてしまったウクライナにおいて、重要なインターネットインフラとなるはずです。
Image: Joey Roulette / Twitter via The Verge