自転車を超えていく新しいノリモノ。VanMoof「S5/A5」発表

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    自転車を超えていく新しいノリモノ。VanMoof「S5/A5」発表
    Image: VanMoof

    VanMoof(バンムーフ)から新型の電動アシスト自転車「S5」と「A5」が登場しました。

    前モデルの機能はそのまま受け継ぎつつ、中核となるモーターやバッテリーを含めたシステムが「Gen5」として一新。電動アシストのコアの部分が、センサーやギアと緻密に連携して動くひとつのパッケージとして語られているのが印象的。まるでスマホのSoCみたいですね。

    あ、スマホといえば、新モデルではスマホをマウント&充電ができちゃいます。詳しく見ていきましょう。

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    「S5」は走行感にこだわる人や長距離走行もしたい人に向けたモデル。

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    「A5」は街乗り向けのモデル。

    前モデルまでのあらすじ

    これまでのVanMoofの自転車といえば、下記のような特徴がありました。

    ・スマホと連携した自動ロック機能。近づくと解錠してくれる。

    ・盗難防止機能。盗まれたとしても、バイクハンターが探してきてくれる。

    ・シンプルな1ボタンでアシスト強度を切り替え、ブースト

    ・フレーム一体型のフロントランプ、テールランプ

    ・トップチューブに備えたディスプレイ

    当初から、スマホと一緒に使うことを前提にデザインされた自転車です。また、ライトやサイクルコンピュータなど、必要とされる機能をフレームに内蔵した点も新しくてカッコよかった。 2020年のモデル「S3」「X3」ではEシフターを搭載。変速ギアの切り替えが自動で行なわれる、「オートマ電チャリ」に進化したのでした。

    新モデル「S5 / A5」はスマホ中心のUIに?

    新モデル「S5 / A5」はこれまでの機能は受け継ぎつつ、Gen5モーターによる中身のアップデートと、ライト類を含めたデザインの一新が行なわれました。やや車体が重くなっているものの、航続距離は前モデルと同じ値をキープしています。

    今回の新モデルでもっとも大きく変わったのはUIです。

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    まず、左右のハンドルバーに装備された「LED リングインターフェース」。速度やバッテリー残量、盗難時の警告などを光り方や色で表示します。

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    さらに、S5 / A5はハンドルバーに純正のスマホマウントを取り付けることができます。専用アプリで地図や現在の速度、走行距離などを確認できるダッシュボードの役割を果たします。

    そしてなんと、スマホ本体の充電も可能。自転車のバッテリーから給電されるのでしょうか。有線なのか無線充電なのかなど、細かいところははっきりしていません。

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    Photo: かみやまたくみ
    前モデルVanMoof X3 のLEDディスプレイ

    前モデルではトップチューブの上面にディスプレイがありました。どうやら新モデルではこれがなくなっており、代わりにハンドルバーのLEDとスマホアプリがメインUIになる模様。乗ったときに大きく影響がありそうな部分ですが、従来よりも視線を前に向けて、安全に楽しめる効果はありそう。今のところ、よりスマホが中心のUIになったように見えますが、LED リングインターフェースとあわせて早く試してみたいです。

    「自転車」というより「VanMoof」

    個人的にも電動アシスト自転車を探していて、購入候補にしたくてこの発表を見たのですが...。

    VanMoofって「自転車」って呼ぶにはちょっと新しすぎますね。「車輪のついたスマートな何か」って感じ。変速ギアやパーツ、どれをとっても他の自転車と比べることができない、サービスやユーザー体験も含めて丸ごとデザインされているプロダクトなんだなと再認識しました。そういう意味でもスマホっぽい乗り物です。

    お値段はどちらのモデルも31万5000円。一般人が買う自転車として見るとお高いのですが、VanMoofたる所以を知ってしまうと「安いのでは?」と感じるこの感覚。でも家族を説得するのに「これ、自転車というかVanMoofだから」じゃ理解を得られなそうな予感。とりあえずそのうち試乗してから検討してみることにします。

    Source: VanMoof

    2022年4月6日11時39分&12時31分&15時49分:スペルミスを修正&表記を適切なものに改めました。