味方かと思いきや、敵。
AndroidでもiOSでも、ストアに掲載されているアプリって、つい安心してダウンロードしてしまいますよね。本当は(特にAndroidアプリは)気をつけたほうがいいのはわかっているのですが、チェックするのも面倒くさいし…。
しかし、Androidアプリが掲載されているGoogle Playでは、マルウェアが仕込まれたアンチウイルスアプリが6個も削除されていたのです。
銀行情報が盗まれる?
セキュリティ専門家のCheck Point Researchの報告によれば、Google Playにて6個のアンチウイルスを偽装したアプリが「Sharkbot」と呼ばれるマルウェアを配布していたとのこと。そしてこのマルウェアは、インストールされたスマートフォンの銀行口座情報や、Androidのユーザー認証情報を盗み出していたというのです。さらにすでにこれらの偽アプリは1万5000回以上ダウンロードされており、すでに被害が発生していた…とのこと。まったく、恐ろしい時代です。
さらにこのアプリは位置情報を利用し、中国、インド、ルーマニア、ロシア、ウクライナ、ベラルーシのユーザーはターゲットにしないように設計されていた、とのこと。はたして犯人はどこの誰なのでしょう? この手の問題を防ぐには、今のところ信頼できる開発者のアプリだけをダウンロードするしか方法はなさそうです。
Source: Check point Research via tom's guide