ファッションデザイナーと直接おしゃべり。VRショッピングモール「Carat」でできる新しい購入体験 #VRChat

  • author 武者良太
ファッションデザイナーと直接おしゃべり。VRショッピングモール「Carat」でできる新しい購入体験 #VRChat
Photo: 武者良太

また展示されているバーチャルファッションのクオリティがハイレベルなのよ。低ポリゴン数で扱いやすいのに見栄えがめちゃくしゃ良くってさ。

お店に入って店員さんと話していたら、まさかのオーナーデザイナー。そんな言葉があるのかどうかは知らないけど、VRメタバースで着られるアパレルアイテムをモデリングしたデザイナーであり、ショップオーナーが直接説明してくれるってリッチすぎ。ファッションブランドの展示会でもなければ体験できないでしょ、コレ。

VRメタバースって本当に可能性があるよなあ。と感じたココは、VRChat内にあるバーチャルショッピングモールCarat」(@Carat_Vmall)です。仮想空間のなかでリアルな購買体験ができる場です。

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Photo: 武者良太

モールのなかを歩いていてウィンドウショッピング、気になったブランドがあったら店内に入ってアイテムを物色する。この、リアルと同じ一連の流れが楽しめるというのが新鮮じゃないですか。

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Photo: 武者良太

店内の広さも、イオンのショッピングモールに入っているショップくらいでちょうどいい。他のお客さんがいても気にならないし、店員さんとの距離も適切なんです。

今までにもさまざまなVR展示会が行なわれてきました。しかし美しい作品は展示されているものの、誰もいないブースがズラリと並んでいることが多く、ちょっと物足りないと思っていました。コミックマーケットやデザインフェスタみたいに、「これ凄くカッコいいですね!」や「どうやって作ったんですかコレ?」と話したい気持ちが満たせないとこがあったんですよね。

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Photo: 武者良太

でもCaratは違います。気になるアイテムを手にとって、鏡の前で自分のアバターに重ねてチェックしながらデザイナー兼オーナーの店員さんとお話できます。アバターを介せば人見知りな気持ちが抑えられるので、リアルなショップでは店員さんとの会話が苦手という方も、ここでなら買い物の醍醐味をフルに味わえるかも。

現状はレディースファッションのブランドが中心

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Photo: 武者良太

いくつかショップを見ていきましょう。こちらはフワッと広がるドレープラインが美しいドレスをモデリングしているMelty Lily@_Melty_Lily_)です。とてつもなくエレガント。絶妙な光沢感が、シンプルなデザインを引き立てています。

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Photo: 武者良太

ミュールの作り込みにも圧倒されます。僕は普段男性アバターしか使っていないけど、リアルでは触れられないファッションが楽しめるのであれば、女性アバターを持っていてもいいかなと思えてきます。大槌を格好良く持ちたいからドワーフのキャラメイクがしたい、といった気持ちと同じように。

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Photo: 武者良太

セレクトショップのCornet@Cornet_vrc)の店内には、綺麗めパーカーや、素材感が伝わってくる柔らかそうなタートルネックのセーターに、アバターとの相性が良さそうなノースリーブシャツもあって、VRのお姉さんストリート感があるなあと思いきや。

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Photo: 武者良太

シワや縫製部分の盛り上がり、美しく縫われたレースにチャックの位置などリアルを追求したバニースーツもあって、キレイ✕キレイな店内に感嘆の声が上がります。

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Photo: 武者良太

ガーデンちっくな店構えのShelineCloset@asari_vv)は好きな彼女に着て欲しいぽさがあるブランド。やっぱレディースが多いですね。リアルのショッピングモールと同じように。

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Photo: 武者良太

個人的イチオシのショートケーキブーツ。リアルじゃないからどんなワールド歩いても汚れません最高!

メタバース内での接客、アバターワークのベンチマークにもなってる

コンテンツが重視されるメタバースなら、IP大国の日本をアピールできるとあって、メタバースサービスを作っていない企業ばかりがふんすふんすと鼻息荒くなっている昨今。おかしいな、それクールジャパンのときにも聞いた気がする。あのとき、海外のショッピングモール内に作ったジャパンなフロアってどうなったっけ。撤退しているところも多いよね。

単にモノを並べるだけで売れるのは、本当に強力なインパクトを持っているアイテムばかり。現場も含めて売る・アピールすることをしっかりと考えていかなければ、メタバース内でも同じことになってしまうと思うのです。

でもCaratを見ていると、カタログ販売的なECサイトとは違ったアプローチが重要、つまり接客というのがいかに大事かが見えてきます。どのショップの店員さんにも、来店してくれた人に楽しんでもらいたいという気持ちがあるから、こっちとしてもブランドそのものが好きになってくるし、みんなにも伝えたくなってくる。

メタバース内で小売ビジネスを手掛けていきたい人にも体験してほしい。マジでそう感じます。

Carat営業日(イベント開催日)は限定されていますが、無人のショッピングモールとならないように必ず店員さんがいる日程で開催されるみたい。詳しくは公式Twitterアカウントをチェックしてくださいね。

これも1つの二次創作。ゴッホの名画の世界観を“拡張”した「Starry Night Forest」 #VRChat

もしキャンバスが空と同じくらい広かったら、過去の画家たちはどんな世界を描いたのか? そんな答えのない問いに立ち向かったのでしょうか。mallangさんが作ったV...

https://www.gizmodo.jp/2022/04/starry-night-forest.html

Source: Twitter

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