Wikipediaコミュニティ「仮想通貨での募金受付はやめるべき」

Wikipediaコミュニティ「仮想通貨での募金受付はやめるべき」
Illustration: Harleen Quinzellová (Fair Use)

お金と環境のバランス。

Wikipedia、お世話になってます。気がつけばリンクからリンクを飛んで時間がたち、「ナニシラベテタンダッケ?」となることもあって、読み物的として楽しんじゃってるときもあるくらい。そのWikipediaでたまに表示される、Wikipediaを運営していくための寄付のお願い。この寄付、仮想通貨は歓迎されないそうです。

先日、長年Wikipedia編集活動を行なっているWIkipediaコミュニティが(数ヶ月に及ぶディスカッションを経て)採決を行ない、Wikipedia財団に対して仮想通貨による寄付の受付を停止するよう求めました。採決結果は232票 vs 94票、約7割のWikipedia編集者が仮想通貨は受け付けないほうに票をいれました。

仮想通貨NGの理由は環境への配慮

仮想通貨寄付を受け付けるべきではない理由は環境への配慮。Wikipedia財団のサスティナブルな環境作りという基本理念に反するというもの。仮想通貨の自然への脅威、リスクなどから、Wikiコミュニティは仮想通貨支持とは距離をとるべきという結論となりました。世界自然保護基金(WWF)や、Mozilla財団も同様の理由で、NFTや仮想通貨による支援を停止しています。

仮想通貨に対する環境問題は昨今よく議論される話題。一説では、1ビットコインを採掘するのに使用する電力は、アメリカ1家庭の73日分、YouTube動画20万時間再生に匹敵するという話もあります。

米Gizmodoの取材にたいして、Wikipediaはこうコメント。

仮想通貨による寄付の停止をコミュニティが求めているのは認識しています。現在、担当チームが申請された内容を確認しているところで、終わり次第今後の方針について発表する予定です。

昨年Wikipediaに仮想通貨で寄付された額は約13万ドル(約1600万円)。これは、全寄付のおよそ0.08%にあたるということです。

    あわせて読みたい