10mmドライバーの音はとってもクリア! cleerの「ALLY PLUS II」は見た目も音もハイレベル

  • author 三浦一紀
10mmドライバーの音はとってもクリア! cleerの「ALLY PLUS II」は見た目も音もハイレベル
Photo: 三浦一紀

メーカー名に負けてないね。

完全ワイヤレスイヤホン、今はいろいろなメーカーから発売されています。有名メーカーからあまり名前を聞いたことがないメーカーまで、こぞって完全ワイヤレスイヤホン出してますよね。

僕は割と保守的なので、有名な音響メーカー製のものを選びがちなんです。でもギズモードの仕事をしていると、さまざまなメーカーの完全ワイヤレスイヤホンを試す機会があります。

今回は、cleerというメーカーの完全ワイヤレスイヤホン「ALLY PLUS II」を試してみたので、ご紹介したいと思います。

cleerってどんなメーカー?

まずcleerというメーカー、知らないなぁという人のためにちょっと解説を。cleerは2012年にアメリカのサンディエゴで設立されたオーディオメーカー。創業者は米ソニーで長年オーディオ製品に携わってきた人物です。すでに40以上のプロダクトを開発・販売しており、知る人ぞ知るメーカーなんです。

そのcleerがこだわりを詰め込んだ完全ワイヤレスイヤホンがALLY PLUS II。いったいどんな音が出るんでしょうかね。

「ALLY PLUS II」の素の音は?

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装着感よし。

とりあえず、普通に耳に装着してiPhoneとペアリング。そしていつも聞いている音楽を流してみました。第一印象は「クリアな音質」。メーカー名通り、かなりクリアです。高音から低音までバランスよく出ていて、僕の好みに合っています。

その上、音場が広く感じられます。ALLY PLUS IIのドライバーは10mm。完全ワイヤレスイヤホンとしては大きいドライバーを搭載しているので、それが音場の広さにつながっているのかもしれません。近くで鳴っている音は近くで、遠くで鳴っている音は遠くで聞こえるので、臨場感があります。

cleerの音質チューニングを行なう開発チームには、ソニーやFoster/Fostex出身の日本人音響エンジニアもいるということで、日本人向けのチューニングがされているのかもしれませんね。

いや、想像していたよりもかなりいいと思います。というか、僕が普段使っているAirPods Proよりはふくよかで、たいへん気に入りました。

聴力テストで自分に合った音質になる!

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左:cleer+アプリ画面。右:イコライザーで音質を変えることもできる。

ALLY PLUS II、そのままでも結構いい音質なんですが、専用アプリ「Cleer+」(iOSAndroid)と連携させると、さらに高音質になります。

Cleer+のイコライザー機能を使えば、自分好みの音質にすることができますが、僕がオススメしたいのが、サウンドのカスタマイズ機能。これ、使用者の聴力をテストして、その結果を基に音質を調整してくれるんです。

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聴力テストは、ノイズを流しながらビープ音を聞くというもの。左右の耳それぞれ行なう。

この聴力テストをしたあと、再度音楽を聞いてみると、テスト前よりもいい音質に! いい音質というより僕が心地よいという音質になったというべきなのかもしれません。いや、これ結構すごいですよ。もしALLY PLUS IIを使うのなら、絶対やっておいたほうがいいと思います。イコライザーでいじるよりも効果的です。

ノイキャンは自然な感じでGood

ALLY PLUS IIにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。その効き具合はナチュラルな感じ。不自然なほど強力ではないものの、ちゃんとノイズがキャンセルされている効果は感じられます。

アンビエントモードにするには、右のイヤホンを2回タップ。すると周囲の音が聞こえるようになります。

ノイキャンをオンにするとちょっと音質が変化するイヤホンもありますが、ALLY PLUS IIはその差があまりない印象です。

装着感よし。充電ケースのデザインよし

ハードウェア面も見ていきましょう。イヤホンは片耳6.8g。装着感は心地よい感じです。あまり耳にイヤホン入ってる!って感じではありません。ずっと着けていられます。

バッテリー持続時間はノイキャンオン時は10時間(イヤホン本体)+20時間(充電ケース)、ノイキャンオフ時は11時間(イヤホン単体)+22時間(充電ケース)と結構タフネス。急速充電にも対応しており、5分の充電で1時間再生でき、2時間でフル充電です。また、Qiにも対応しています。

IPX4の防水性能があるので、運動時やちょっとした雨に降られても大丈夫。やっぱり防水性能あるとなしじゃあ安心感が違いますよね。

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デザインなんですけど、最初は「まあ普通かな」と思っていました。でもよく考えると、充電ケースがクリアな完全ワイヤレスイヤホンってあまり見たことがないぞと。ケースに入れてるのに中のイヤホン見えるの、新鮮です。

装着感もいいですし、充電ケースの肌触りもよくて、使っているうちにだんだん気に入ってきました。

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充電端子はUSB-C。Qiにも対応している。

予想よりも高音質で満足度高し

ALLY PLUS II。最初はあまり期待してなかったんですが、予想を上回る音質とモノとしての満足感が味わえました。こちら、実勢価格は1万9800円ほど。最近この辺の価格帯の完全ワイヤレスイヤホンが増えてきてますが、そのなかでもこれはダークホース的存在かもしれません。

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とにかく、聴力テストをするといきなり自分好みの音質(というか自分の耳に合った音質)になるので、満足度高し。有名音響メーカーの製品もいいけど、たまにはちょっと冒険したい。そんな人にぴったりかもしれません。

Photo: 三浦一紀

Source: Cleer

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