外でもリビングと同じくらい涼しい! EcoFlowからポータブル&ガチに使えるクーラーが登場

  • 78,821

  • author ヤマダユウス型
外でもリビングと同じくらい涼しい! EcoFlowからポータブル&ガチに使えるクーラーが登場

車中泊やテント泊が、超快適になりそう。

ポータブル電源メーカーのEcoFlowから、新製品「EcoFlow Wave」が登場しました。どんな電源なのか……と思いきや、コイツは電源にあらず。ポータブルに動くクーラーなのです!

ポータブルクーラーってジャンルはニッチながらも色んな種類がありますが、「EcoFlow Wave」はEcoFlowのポタ電との連携や、ポタ電で培ったバッテリーのノウハウが特徴。見た目も印象的なので早速紹介しましょう。

サイズはちょい大きめのデスクトップPCくらい

220519ecoflowwave_02

写真では1つの製品に見えますが、上部はポータブルクーラー本体、下部には黒い台座型の専用バッテリーパックが合体しています。それぞれ個別に購入可能。

220519ecoflowwave_03

サイズ感はこれくらい。ポータブルクーラー本体の重量が約17.5kg+バッテリーパックが約7.5kg=約25Kg。それなりに重さは感じますが、持てないことはないです。持ち手のホールド感が良い。

220519ecoflowwave_04

前面。下側の広い部分が吸気口で、上部の口が冷風の吹出口です。全体のサイズに対して吹出口のサイズは小さいように見えるかもですが、風量も冷気もめちゃ強力でした! 冷えっ冷えだコレ!

220519ecoflowwave_05

ここから冷たい空気と風が出てきます。天面には風量、温度、タイマー、電源の操作ボタンが。吹出口の右側には、ディスプレイ一体型の操作ダイヤルがあります。冷たい空気を送る冷却モード、風のみを送風するファンモード、冷却と送風をバランスよく使うエコモード、そしてタイマーモードの4種が切替可能です。

220519ecoflowwave_06

背面。下のメッシュ部分が吸気口で、上部は暖かい空気が出てくる排気口。

220519ecoflowwave_07

クーラー本体の下部には、専用バッテリーパックと繋ぐためのケーブルと、「EcoFlowソーラーパネル」を繋ぐための端子が備わってます。

220519ecoflowwave_08

「EcoFlow Wave」の給電方法は5つ。ACコンセント、専用バッテリーパック、ポータブル電源、ソーラーパネル、そして車両充電。どんな方法で充電するかを状況に応じて選べるのが強みです。自宅ならACコンセント、車中泊でなら車両充電、キャンプに持っていくならポタ電orソーラーって感じですね。

また、ポタ電から給電する場合、EcoFlowのポタ電であればDC接続のまま給電できるので28%ほど電力効率が良いとのこと(他社のポタ電の場合はAC→DCへの変換が必要)。ただし、対応するポタ電は大型モデルの「EcoFlow DELTA Pro」と「EcoFlow DELTA MAX」とそれぞれのエクストラバッテリーのみになります。冷却モード時は300Whも電力を使うので、小さなポタ電だとあっという間なワケです。

ポータブルながらガチクーラーに匹敵する冷えっぷり

220519ecoflowwave_09

では、実際にどれくらい冷えるのか。4畳間ほどの個室を閉めきった状態で「EcoFlow Wave」を動作させて、室温の変化をチェックしてみます。開始時の室温は25.5度。

220519ecoflowwave_10

約15分後、22.6度まで下がってました! この日は雨が降っていてかなり冷え込んでいたのですが、それでもしっかり冷却してくれたようです。公称値では5〜8平米の個室において約8分で30度→24度まで冷やしてくれるそうな。騒音については公称値で1mの距離で55db程度。さすがに静音って感じではないので、家で使う場合はそこが気になるかな。

220519ecoflowwave_11

ダイヤル操作の様子。風量や設定温度、タイマーなどはここで調整します。温度は18〜30度まで設定可能。ダイヤルの操作感やデザインも実にスマート。

220519ecoflowwave_12

各種設定はアプリからもいじれます。アプリ操作の場合は残りバッテリー時間が左上に表示されるのがグッド。たとえば冷却モードだと残り時間3時間のところ、ファンモードに変えると10時間に伸びたりするのが数字で確認できます。やっぱり送風のみだと低電力なんですねー。

こうした残りバッテリーを賢く自動配分してくれるのが、先述のエコモード。「スマート割り当てアルゴリズム」なるものが、冷却とファンモードを自動で切り替えてくれます(30分稼働させた場合、最初の10分を冷却→残り20分を送風という感じ)。一般的なクーラーも、最初だけ強く冷却してあとは送風やサーキュレーターで撹拌というやり方が効率的とされています。

220519ecoflowwave_13

ちなみに送風の強さはこんな感じ。最小から最大に上げてみましたが、最小でも手ぬぐいがビュンビュンなびくほど強力です。これだけの強風なら、よほど暑くない限りは冷却温度もそんなに低くなくて良いんじゃないかな。

また、クーラーにありがちなフィルター掃除や凝結水の処理は不要。特に凝結水に関しては、ヒートチューブを通すことで水が自動で蒸発する設計になってます。フィルター掃除についてはそもそも分解ができないため、汚れが気になったら見える部分を掃除する程度ですね。メンテナンスフリー!

キャンプでの熱帯夜を吹き飛ばす

「EcoFlow Wave」本体に防水性能などはないのである程度の注意は必要ですが、ポータブルクーラーはキャンプにおいてテントの中を冷えっ冷えにするのにも便利。日中にソーラーで充電しておけばよりエコな使い方です。

220519ecoflowwave_14

同梱のエアダクトを使えば、クーラー本体を屋外に出して冷風のみをテント内に送ることも可能。大人数が過ごす大型テントは蒸し暑くなりがちですけど、これがあれば家のリビングと同じくらい快適なのでは……?

220519ecoflowwave_15

背面の給気口&排気口もエアダクト取り付けが可能。背面側には開栓できる排水口もついていて、手動で排水させたり同梱のホースを取り付けることもできます。基本的に排水処理はメンテナンスフリーですが、湿度が高いとどうしても水が出てきてしまうので。

「使えるレベル」のエアコンが、このサイズ

おぉ、冷た。ってか風つよっ!」と思ったのが最初の感想。ハンディなサイズではありませんが、むしろ本格的なクーラーとして実用に耐える涼風性能を目指した中での最小サイズがここなんだと思います。実際にポータブルに使う場合は基本的に車が必要になるものの、クーラー性能については申し分なし。家族やペットと一緒に車中泊したい人には嬉しいはず。

また、災害への備えという目線でもポータブルクーラーは有用性高し。停電でエアコンが使えなくなった場合、夏場は熱中症の危険がありますからね。EcoFlowのポタ電と「EcoFlow Wave」があれば、電源対策と暑さ対策が同時に捗るワケです。あるいは自室にクーラーを取り付けるのが難しい環境(古い家とか)でも、先述のダクトを使って本体を部屋の外に置けば、騒音を抑えつつ涼を取ることもできそう。

220519ecoflowwave_16

だって本来なら室外機+エアコン本体でこれだけの大きさのものが、右のサイズになるわけですからねぇ。メリットがデカすぎる。

価格は「EcoFlow Wave」本体が16万9400円、専用バッテリーパックが11万円。本体とバッテリーパックのセットが27万5000円。2022年5月24日より予約販売がスタートになります。夏キャンプをコレと共に過ごしたい…!

Source: EcoFlow
Photos: ヤマダユウス型

EcoFlow Wave ほしい?

  • 0
  • 0

シェアする

    あわせて読みたい