新たな未来が垣間見えるかも。
Googleといえば、普段当たり前のように使っている検索、YouTube、マップ、Android、Chromeなど、もはやなくなったら生活に支障が出てくるんじゃないかと思うほどのプロダクトを作り出しています。
そんなGoogleが5月11日から12日に開催するデベロッパー向けイベント「Google I/O」。いま注目するべき理由を考えてみました。
Googleは最新技術への投資がすごい
インフラとも言えるようなプロダクトを作り上げるGoogleは、プロダクトが強いからこそ技術に全振りできるという側面があります。
というのも、長期的な視点からみた技術的な投資が多く、AI、機械学習プロセッサTensor Processing Unit、SpaceXとの提携による衛星通信Starlinkに、自動運転、ヘルスケア/バイオの領域などの展開を見せていて、今後を担うプロダクト開発が着実に進んでいます。そんな最新の開発動向が一挙に発表されるのがGoogle I/Oなわけですね。
昨年のGoogle I/O 2021では、コロナ禍におけるリモートワークを支援強化するGoogle Workspaceの新機能や、AI言語モデルのLaMDAにより自然な会話を行なえるチャットボットなどが発表されています。すぐに使えるものだけではなく、技術デモも含まれますが、どれも驚くような技術でした。
今年のGoogle I/O 2022では、Pixel WatchとPixel 6aといったハードの発表が予想されていますが、例年のような最新技術のお披露目も楽しみなところ。
個人的に、ゴリゴリの文系人間として、自然言語と機械学習がもっと気軽に試せるような発表があって、記事のタイトルレコメンドや校正機能プログラムを「いい感じ」に作れるようになればかなりうれしいのですが...。ディープラーニング向けのフレームワーク「TensorFlow」がもっと身近になるような内容に期待しますし、クラウドのシェアではAWSとAzureに水をあけられているGoogle Cloudで、どかんとサービスを使ってもらえるような施策に注目です。あ、あとクロスプラットフォームのアプリ開発できるFlutterも勢いあるので、何かしらの発表に期待したいところ。
日本時間5月12日の午前2時からに開催されるGoogle I/O 2022は、オンラインで誰でもストリーミング視聴可能です。すべてのプログラムはこちらから確認できますよ。
Source: Google