開発者向けのイベントなのでね。
Pixel Watchきた!Pixel 6aきた!Pixel 7/ 7Pro楽しみ!と噂にあがったプロダクトの発表にばかり目がいってしまいますが、Google I/Oはそもそもハードの発表会ではなくデベロッパ向けカンファレンス。メインはソフト。発表された目玉の新機能をまとめました。
Google Nestはミツメルダケ…
スマートディスプレイのNest Hub Maxがアプデして、新機能「Look and Talk」を搭載。「OK、Google!」のお決まりフレーズでの呼びかけが不要になります。画面を見つめるだけで、Googleアシスタントが起動されます。これを可能にするのは、顔認識のFace Matchと音声認識のVoice Match。両機能をオンにしておく必要があります。
Googleマップのイマーシブビュー
ストリートビューの没入感をより高めたのが新機能の「イマーシブビュー」。ストリートビューと航空写真を組み合わせることで、よりリアルにマップで見ている場所を再現します。旅行を予定している場所のレストランの雰囲気なども事前に確認できるとして、実際に訪れる前に「その場にいる感覚」を味わえるのだとか。
イマーシブビューは今年後半、一部地域(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、東京)でリリース。リリースまでにさらに多くの地域が追加されるかも。
Googleドキュメントの自動要約
ますますGoogleに頼る生活になっちゃうのがコレ。TL; DR機能(Too Long, Didn't Read=長すぎて読んでねー!)と言ってもいいかと。Googleドキュメントに書かれている内容を、自動でいい感じに要約してくれるAIとマシンラーニングのなせる技。ビジネス向けのGoogle Workspaceでの新機能なのですが、ピチャイCEOいわく将来的にはWorkspace内でドキュメント以外でも使えるように拡大していきたいとのこと。
私にもっと近いスキントーン
ハーバード大学のEllis Monk准教授と共同開発した「Monk Skin Tone Scale」は、人によって大きく幅がある肌トーンのデータベースを拡充し、マシンラーニングがもっと学習できるようにしようというもの。よりリアルなそれぞれの「肌色」を再現できるようになります。オープンソースの技術なので、Google以外も自身のサービスに応用して使うことができるので、ほんとにアイディアしだい。また、Monk Skin Tone Scaleの研究でわかったことを、Googleの画像アプリにも応用していくとのこと。
Google翻訳に24ヶ国語追加
ちょいちょいヘンテコな翻訳で笑かせてくれますが、便利なことには間違いないGoogleの翻訳ツール。今まで109言語対応だったのは、24増えて133言語対応に!
新たに追加されたのは、アッサム語、アイマラ語、バンバラ語、ボージュプリー語、ディベヒ語、ドーグリー語、エウェ語、グアラニー語、イロカノ語、コンカニ語、クリオ語、クルド語、リンガラ語、ガンダ語、マイティリー語、マニプリ語、ミゾ語、オロモ語、ケチュア語、サンスクリット語、北ソト語、ティグリニャ語、ツォンガ語、トウィ語。