Wi-Fiの強度とか確認するだけじゃもったいない。
macOSの画面右上のメニューバーって、面積的には小さいかもしれませんが、実は便利なことがいろいろできます。デフォルトでもバッテリーの持ち具合を見たり、ウィジェットや通知にアクセスしたりができますが、メニューバーのポテンシャルはそんなもんじゃありません。ここ用に入れられる、いろんなアプリがあるんです。
そんな
で何ができるか、この記事ではお気に入りを10本紹介しますね。
Reminders

Remindersはその名の通り、リマインダーアプリです。リストに分割できたり、完了・まだのチェックを入れられたり、進捗状況や入ってるリストでフィルターできたりします。そしてここに入れたタスクは、iCloud上のApple純正Remindersアプリとシームレスに同期できます。しかも無料です!
QuickPresent
良いメニューバーとは、軽くてシンプルで、でも必要なときに必要なことをパッとやってくれるもの…だとしたら、QuickPresentはまさにそれです。メニューバーのアイコンを押すと、デスクトップのアイコンや立ち上がってるアプリを隠したり、通知を止めたり、macOSの壁紙を一時的に変えたりできます。これってオンライン画面共有とかリアルなプレゼンとかの場面で、Macの画面を人に見せるときにすごく便利だし、一瞬でできるのはスマートですね。お値段19ドル(約2,600円)から。
Hand Mirror

メニューバーってこういうことができるんだね、のお手本みたいなのがHand Mirrorです。大きなプログラムに入ってる細かい機能(ここではWebカムでの見え方を確認する機能)に、簡単にアクセスさせてくれるんです。1クリックするだけで、ちゃんとフレームに入ってるかどうか、カメラ映りがどうかチェックできて、ビデオ通話アプリを立ち上げる前に確認できて安心です。これ使い始めると、今までどうしてたんだろう…ってなるやつですね。うれしい無料です。
Magnet

macOS自体にもウィンドウを片付ける方法が入ってきましたが、Magnetはお金を払う価値があります。特に複数モニターとか大型モニター(または両方)使ってる人には便利なはず。Macの画面をいろんなやり方で分割できて、メニューバーからアクセスできる方法だけじゃなく、キーボードショートカット(カスタマイズ可能)も使えるし、ドラッグ&ドロップでもできます。Magnetのお値段は8ドル(日本のApp Storeだと980円)ですが、お金払うほどじゃないなって人は、無料でオープンソースのRectangleもチェックしてみましょう。
TomatoBar

macOSにも集中を助けてくれるツールが入ってますが、やっぱり専用のアプリのほうが使いやすいこともあります。TomatoBarはポモドーロ・テクニックを支援してくれるメニューバーアプリで、任意のインターバル(基本は作業25分、休憩5分)でタイマーをセットできます。スタートさせると、インターバルの残り時間をカウントダウンして、時間が来るとオプションで通知音を鳴らします。必要な機能は全部入っていながら、余計な機能は一切なく、めんどくさいシステム権限の承認も必要なし、そしてお値段も無料です。
PastePal
PastePalは厳密にはメニューバーアプリだけじゃなく、iOSとiPadOSでも使えますが、macOS上だと純正アプリみたいに自然に感じます。PastePalはクリップボードにコピーしたテキストなどのアイテムを、超人みたいに扱えるようになるアプリです。クリップボード上のアイテムをコレクションに分けられて、素早くプレビュー・共有できたり、検索できたり、iCloud経由で複数デバイスで同期したり、カスタムキーボードショートカットを設定したり、などなどができます。基本機能は無料、プレミアム版は15ドル(日本のApp Storeでは1,840円)です。
Monosnap

画面キャプチャってmacOSだけでできるよね?と思われるかもしれませんが、Monosnapがあるとできることが広がります。メニューバーからもショートカットからも使えて、画面全体とかウィンドウだけとかいろんなキャプチャ方法が選べて、さらに拡大ツールみたいな編集機能もあります。それに画面を動画キャプチャしたものを、動画ファイルやアニメーションGIFで保存することもできますよ。これで非商用なら無料って、ありがたいですね。
Krisp

こちらはメニューバーじゃなくても、ビデオ会議よくする人なら重宝しそう。Krispはビデオや音声での通話時のノイズやエコーを、AIでスマートに除去してくれるツールです。自分側と相手側、両方のノイズに有効で、ZoomでもTeamsでも、ほとんどのビデオ会議アプリ・電話アプリと一緒に使えます。毎日60分までは無料で、もっと長く使うときは有料(年間60ドル≒8,100円〜)のサブスクリプションが必要になります。
Bartender

メニューバーにユーティリティを入れまくってると、メニューバーを管理するユーティリティが必要になるかもしれません。そこでBartenderは、どのアイコンをいつメニューバーに表示させるか、隠してる要素をマウスオーバーで出すかクリックで出すか、などを設定できます。メニューバーにたくさんアイコンを入れるためにアイコン間のスペースを詰めたり、検索したりもできます。お値段16ドル≒2200円ですが、無料トライアルもありです。
Hidden Bar

Bartenderがちょっと高いかなってときは、無料のHidden Barでも基本的なことはできます。シンプルなドラッグアンドドロップで、常時表示のアイコンとそうでないものとか、一定時間後に自動で隠すとかの設定ができます。