PCスピーカーおすすめ4選。楽曲制作にも使えるような高音質な人気アイテムを厳選【2022年版】

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  • author Brent Butterworth - Wirecutter
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  • Rina Fukazu
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PCスピーカーおすすめ4選。楽曲制作にも使えるような高音質な人気アイテムを厳選【2022年版】
Photo: Michael Murtaugh

消費者向けも、プロ志向なものも。

よくパソコンで音楽、動画、ゲームをプレイするという人には、PCスピーカーがおすすめ。もともとPCに内蔵されているスピーカーでは物足りなかった重低音も、パワーアップした迫力で楽しめます。

Wirecutterでは音質の良さ、コンパクトさ、コスパ、使いやすさを調査したうえで、数あるPCスピーカーのなかでおすすめできる製品を厳選。その結果、PioneerからJBLまで人気メーカーの名機が揃いました!


高音質で、柔軟性に優れたPCスピーカー:Pioneer DJ DM-50D

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澄んだ音質で、柔軟性はピカイチ。音楽の再生や楽曲制作に最適な2種類のモードあり。

Pioneer DJ DM-50Dは、クリアな高音質で、どんなデスクにも置きやすくて1番におすすめできるPCスピーカー。サイズは28x17.8x25.4cm。DJモードとPRODUCTIONモードの2種類あり。アナログ音声入力はバランスコネクタなど3種類。本体には、ボリューム/電源ノブ、ヘッドホンジャックあり。Bluetooth非搭載ながら、Bluetoothレシーバーを接続すればBluetoothスピーカーとして、Amazon Echo Dotを接続すればスマートスピーカーとして使用することができます。最新版のDM-50-BTはBluetooth対応(※WIrecutterでは現在テスト中のためレビューはまだ)。

サイズも価格も控えめなPCスピーカー:PreSonus Eris E3.5 BT

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小型。音質よし、操作性、入力の配置もよし。低音は少し弱め。

PreSonus Eris E3.5 BTは、サイズも価格も控えめなタイプを探している人にぴったり。BASS、TREBLEの微調整をすると、Pioneer DJ DM-50Dに近い音質が期待できます。違いがあるとしたら、低音が弱いためヒップホップ、EDM、R&Bを聴くのにベストとは言い切れないこと。Bluetooth搭載であるほか、前面に音量コントロール、ヘッドホンジャック、補助入力ジャック、本体後ろ側にアナログオーディオ端子(RCA)あり。

楽曲制作にこだわりたい人向けのPCスピーカー:JBL Professional 305P MkII

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プロ向けクオリティのPSスピーカー。澄んだ音質が魅力。コントロールでの微調整が便利な一方、操作性はやや難易度高し。

JBL Professional 305P MkIIは、低コストで楽曲制作にこだわりたい人向けのPCスピーカー。Pioneer DJ DM-50Dよりもわずかに小さいサイズ感。ほかのどの小型、低コストなスピーカーよりも澄んだ音質が魅力。BASS、TREBLE調整のスイッチにより、設置場所に応じて音の微調整が可能。

映画、ゲームにおすすめなサブウーファー搭載PCスピーカー:Klipsch ProMedia 2.1 THX

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Image: Wirecutter


Klipsch ProMedia 2.1 THXは、PCで映画をよく見る人、ゲーム好きな人におすすめのPCスピーカー。今回調査したサブウーファー搭載の2.1chシステムのなかで、音質はトップクラス。Pioneer DJ DM-50Dと並ぶほどバランスが良く、低音はさらに深みがあります。特に、会話、アコースティック楽器の音が鮮明に澄んで聞こえます。フロントパネルでの操作が便利。設置面積が小さく済むのもうれしいところ。一方で接続オプションが限られていて、Bluetoothは非対応。

どんな人にPCスピーカーはおすすめ?

PCスピーカーは音楽、映画、ゲームをプレイする人、さらには楽曲、ポッドキャスト、ゲームを制作する人におすすめです。

スピーカーは、もともとノートPCやモニターに内蔵されています。ただ低音は若干弱く、迫力のある音は期待できません。一方でPCスピーカーのような製品を使うと、たとえばノートパソコンPCで再生しても聞こえなかったベースラインの音が完全に聞こえるようになるなど、より忠実な音を出してくれます。PCスピーカーの多くは、低音用のウーファー、高音用のツイーターを搭載しています。

基本的には2台で1セットとして販売されていて、片方のスピーカーにアンプ、コントロールがあり、もう片方のスピーカーとはケーブルで繋がっています。外付けのアンプ、オーディオプロセッサを追加する必要はなし。スピーカーをPCのヘッドホンジャックやUSBオーディオ出力に接続するだけで使えます。プロ向けの本格的なスタジオモニターでは、スピーカーごとに専用のアンプがあり、単体で販売されている場合もあります。

10年ほど前までは、音楽を聴いたり、ゲームをしたり、映画を見たりするために使用されていましたが、現在では動画やポッドキャストの作成、ミュージシャンのホームレコーディングなど楽曲制作に使われることも多いです。そのため最新のPCスピーカーは、プロ向けスタジオレコーディングのモニタースピーカーの小型版のようにも見えます。実際、プロのオーディオ会社によって作られているものが多く、かつてはスタイル重視だったのが今では音質重視になってきているともいえます。

高音質で、柔軟性に優れたPCスピーカー:Pioneer DJ DM-50D

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Photo: Michael Murtaugh

Pioneer DJ DM-50Dは、プロ向けに近い音質と消費者向けならではの使いやすさを兼ね備えたPCスピーカー。

スピーカー本体の後ろ側にあるスイッチでPRODUCTIONモードに設定すると、まるでプロ向けかと思うほどニュートラルで正確なサウンドに。このため音楽の再生だけでなく、楽曲制作にも最適。

スピーカー本体の前側では音量調節、電源ボタン、ヘッドホンジャックあり。3種類のアナログ入力対応。

ソースデバイスの1つから信号を受信すると自動的にシステムが起動する信号感知機能により、Amazon Echo Dotを接続すればスマートスピーカーとして使用できるのも大きな特徴。

ヒップホップを流すと、重低音を歪みなくうまく処理できるのがわかります。PRODUCTIONモードはジャズやクラシック音楽との相性が良く、DJモードはポップス、ヒップホップ、R&B、映画サウンドの魅力を引き出してくれます。

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Photo: Michael Murtaugh
本体後ろ側には、バランス入力(プロ仕様の6.35mm)、RCA入力、ステレオ入力端子(3.5mm)などがある。

左側スピーカーの前には、反時計回りに回まわすと電源をオフにできる音量ノブや、スピーカー出力を停止するヘッドホンジャックがあります。後ろ側にはアンバランス、バランス接続対応でUSBインターフェースやミキシングボードに使えるTRS端子、家庭用ステレオ機器用のRCA端子、PC接続用のステレオ入力端子があります。

PCスピーカーではよくあることですが、入力切り替えはできず、複数の入力でソースを再生しようとするとすべて同時に再生されます。

実際に使ってみて便利だったのが、信号感知機能。オーディオ信号を受信すると、自動的に電源が入って再生が始まります。この機能はマニュアルには掲載されておらず、3.5mm音声入力にAmazon Echo Flexを接続して初めて使えるこがとわかりました。10分ほど何もしないと自動で電源が切れますが、その後Alexaにラジオ再生をお願いすると、また数秒で電源が入りました。Echo FlexやEcho Dotを接続するとAlexaスピーカーと同じように動作するのは、かなり便利です。

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Photo: Michael Murtaugh
スピーカー前側には、ヘッドホンジャック、ボリュームコントロール/電源スイッチあり。

音質の特徴としては、中音域(多くの楽器、歌声)はかなりフラットなのに対し、高音域(シンバルなど)はどこか抑えられている印象があります。DJモードでは低音が7db、高音が2dBほど強調されます。

楽曲制作については、これから紹介するプロ向けのJBL Professional 305P MkIIの方がよりニュートラルで頼りになるかもしれません。

Pioneer DJ DM-50Dについて弱点を挙げるとしたら、(他のPCスピーカーにも言えることですが)Bluetooth非搭載であること。ただ、Bluetoothレシーバーを接続すればBluetoothスピーカーとして機能します。電源を入れて音楽を再生すると、このPCスピーカーも自動で起動するようになっています。なお、最新版のDM-50-BTはBluetooth対応。WIrecutterでは現在テスト中。

また、プロ向けモニタースピーカーと違って、PCアプリか外部イコライザーなしでは音の調整ができません。

サイズも価格も控えめなPCスピーカー:PreSonus Eris E3.5 BT

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Photo: Michael Murtaugh

大きなPCスピーカーを置く場所を確保するのがむずかしい場合、小型でプロ級のサウンドが期待できるPreSonus Eris E3.5 BTがおすすめ。このPSスピーカーの強みはコスパで、弱みは低音。

上記で紹介したPioneer DJ DM-50Dと比べると半分の体積なのに、BASS、TREBLEの微調整ができるなど、機能面はより充実しています。小型のため重低音は控えめ。中〜高音域は澄んだ良い音を出します。

低音に関しては、ほとんどの曲である程度は出る一方で、コントラバスの重ね録りをミックスしようとするとゆがみが出たり、カニエウエストの“Love Lockdown”を再生するとノイズが気になったりしました。結論として、普通の音量(大音量でない)で軽い制作(動画、ポッドキャストなど)をするには問題ないですが、R&B、ヒップホップ、EDMをよく聞くという場合には不向きかもしれません。

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Photo: Michael Murtaugh
バランス(6.35mm)、RCA入力のほか、BASS、TREBLEコントロール搭載。

機能面において特筆すべきは、やはりBASS、TREBLEコントロール。±6 dBの調整ができます。好みにもよりますが、Wirecutter調査では(耳でも周波数特性測定でも)高音の強調が気になり、TREBLEコントロールを3〜4dB下げたらフラットでちょうど良くなりました。

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Photo: Michael Murtaugh
左側スピーカーのフロントパネルには、音量、電源、ヘッドホンジャック、3.5mmステレオ入力あり。

リアパネルにはステレオ入力端子がアンバランス、バランス接続対応のTRS端子(USBインターフェースやミキシングボードの使用に最適)と、家庭用ステレオ機器やPC用のRCA端子の2つあります。多くのPCスピーカーと同じく、入力切り替えはできません。

本体はそれぞれ14.1 x 16.2 x 21cmという小型感ですが、さらにコンパクトなものが良いという場合にはAudioengine A1もあります。もっと低価格でPC音質の改善を考えている人はサウンドバーのTaoTronics TT-SK028をチェックしてみてください。

楽曲制作にこだわりたい人向けのPCスピーカー:JBL Professional 305P MkII

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Photo: Michael Murtaugh

低予算で本格的なオーディオ制作をするなら、フルレンジで澄んだ音を出すJBL Professional 305P MkIIがおすすめ。デスクトップ環境ではなかなか実現できない、大きく開放的な音質が魅力です。

実際に使ってみたなかで、アルバムのミックス作業ではもっとも頼りになる1台でした。このPCスピーカーで作ったミックスは、カーオーディオ、ヘッドフォン、Bluetoothスピーカーなどのシステムで流しても変わらず良い音でした。

ただし、低音はやや控えめになっています。ポッドキャストやフォーク、ジャズ、クラシックなどの音楽を制作しているのであればおそらく気にならないかもしれませんが、R&B、ヒップホップ、ヘビーロックなどの音楽をよく聞くという場合には少し物足りなさを感じることも。また、制作段階で低音を補おうとして強くしすぎてしまうこともあるかもしれません。

JBLからはウーファーが大きめの306P MkIIというモデルも出ていて、そちらは低音がより強め。また、サブウーファーを追加するという方法もありますが、予算や複雑さは増します。

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Photo: Michael Murtaugh
2つのスイッチでBASS、TREBLEの調整ができる。

BASSは0/-1.5/-3 dB、TREBLEは+2/0/-2 dBにしか調整できないのは、他のプロ向けモニタースピーカーと比べるとやや選択肢が少なめに感じられます。スピーカーを壁近くに設置するのでなければ、0dBのままでも調整がいらないくらい良い音が出ます。

サイズは30x18.7x25.4cm。今回紹介している製品のなかではやや大きめとなっています。

映画、ゲームにおすすめなサブウーファー搭載PCスピーカー:Klipsch ProMedia 2.1 THX

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Photo: Michael Murtaugh

PCゲーム、映画鑑賞で特に重低音にこだわるなら、小型のスピーカーとサブウーファーがセットになったKlipsch ProMedia 2.1 THXがおすすめ。PC内臓のスピーカーより音質が良く、かつ省スペースでフルレンジサウンドを楽しめます。Bluetoothは非対応。電源スイッチがないのがちょっと不便なところ。

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Photo: Michael Murtaugh
6.5 inch(16.5cm)のサブウーファー。デスク下に置いても邪魔になりづらいコンパクト感。

2.1システムの多くは、低音は文句なしなのに、中〜高音域を澄んだ音で出すことを苦手としている印象がありました。そんななかこのPCスピーカーはツイーター、3.5インチウーファー搭載で、全体的にバランスが取れた音質。特にアクション映画を流すと、ホームシアターさながらの迫力ある低音を出していました。

周波数特性測定では、低音が40〜63Hzで平均111.9dB、20〜31.5Hzで平均87.4dBという優秀さ。

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Photo: Michael Murtaugh

サイズは、21.6x4.25x17.8cm。デスクに収まりやすいコンパクト感。サブウーファーはアンプ内蔵で、23.8x26x28.6cmと大きめですが、デスク下に置いても邪魔になりづらいはず。ジンバルマウントを使って壁に取り付けることもできます。

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Photo: Michael Murtaugh
サブウーファーから両側のスピーカーに電源が供給される。

このPCスピーカーは、主に映画やゲーム向け。音楽は気軽に聞く程度なら問題ないですが、オーディオ制作には向いていないかもしれません。

そのほかのおすすめPCスピーカー

もっと小型が良い場合Audioengine A1は、15.8x10.5x15.2cmというコンパクト感。アナログ入力、サブウーファー出力、aptX HD Bluetooth対応。中〜高音域では澄んだ音質で、低音はこのサイズ感にしては迫力があります。ただ上記で紹介したPreSonus Eris E3.5 BTと比べると、パンチは弱め。

音質も見た目もこだわる場合JBL Professional 104-BTは、丸みがかったおしゃれなデザインが特徴。通常の音量で澄んだ音質が魅力な一方、4.5インチのウーファーから出る低音はイマイチ。入力が豊富で、ヘッドホンジャックあり、Bluetooth対応など使い勝手は便利。

できるだけシンプルで低コストにしたい場合:PCサウンドバーのTaoTronics TT-SK028は、ポータブルBluetoothスピーカーと同じくらいの価格帯でPC備え付けのスピーカーより格段に良い音を出してくれます。Wirecutter調査では、このサイズ感にして部屋中に行き渡る大きな音だったのが印象的。澄んだ音質で、特に中音域(声など)が強調される特徴があります。低音は上記で紹介したPreSonus Eris E3.5 BTの方が高性能だといえます。アナログ入力、Bluetooth対応。

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https://www.gizmodo.jp/2022/05/best-home-bluetooth-speaker.html

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