いや、ほとんど一緒じゃね?
先日のWWDCで華々しく発表されたM2搭載のMacBook Air。今回のモデルは私も個人的に買う気マンマンなのですが、同時に13インチMacBook ProのM2版もひっそりと発表されていましたよね。
MacBook Airが新色追加やベゼルデザインの一新といった見た目の変化や、ディスプレイやスピーカーの向上など、M1→M2以外にもブラッシュアップされたポイントが多かったのに対して、13インチMacBook Proは基本的に従来機種とほぼ同じ見た目・仕様で、プロセッサーがM2に更新されただけ。それだけにかなり地味な印象を受けますし、実際にApple(アップル)ファンからの注目度もさほど高くないようです。
中身は一緒、お値段もほぼ一緒
Bloom Institute of TechnologyのCEO、Austen Allred氏はこんなツイートを。
Can we admit that the MacBook Air and the MacBook Pro have converged into one product yet? pic.twitter.com/5xkWrN6um0
— Austen Allred (@Austen) June 7, 2022
そう、Austen氏が指摘するように、Airと13インチPro、中身はほとんど同じになっちゃったんですよね。
Air上位モデルとProは、プロセッサーは8コアCPU/10コアGPUとまったく一緒。目立った違いといえば、AirはMag Safe充電に対応していること、Proは冷却ファンを内蔵していることくらい。機能面では決定的に大きな差異を見出すことができません。
ついでにお値段もなんとなくおかしなことになってます。同じ8コアCPU/10コアGPU、512GB SSDを積んだモデルで比較すると…
MacBook Air 20万8800円
MacBook Pro 20万6800円
あれ?Proの方が2,000円安いのね。こうなるとProもなんとなくお値打ちなように感じますけど、デザイン的には新しいAirの方が垢抜けていてカッコいいんですよね。
今回の地味なPro、口さがないAppleファンからは「Airを売るためのデコイ」だの「当て馬」だのいろいろ言われていますが、現段階だとどっちにするかちょっと迷ってしまいます。私は焦らず、現物がリリースされてからしっかりと自分の目で確かめて、どちらかを選ぶことにします、ハイ。
Source: Twitter