履いたらいきなり自己ベスト更新。早く走れるアシックスのシューズが「METASPEED+」に進化

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  • author 山田ちとら
履いたらいきなり自己ベスト更新。早く走れるアシックスのシューズが「METASPEED+」に進化

これは人類を高速化するガジェットだ。

ヒトが靴を履く理由はいろいろあるけれど、このランニングシューズが開発された目的はただひとつ。ヒトはどこまで速く走れるのか?という限界に挑戦するためです。

METASPEEDシリーズが進化

履いただけで速く走れちゃうアシックスの高機能ランニングシューズ「METASPEED(メタスピード)」についてはすでにこちらでお伝えしたとおりなんですが、その最速シューズがさらに進化した「METASPEED+(メタスピードプラス)」シリーズが登場しました。

Photo: 山田ちとら

METASPEED同様、METASPEED+シリーズにはSKY+(スカイ)EDGE+(エッジ)の2バージョンがあります。

SKY+は速く走るためにストライド(歩幅)を伸ばしていくストライド型ランナーに、またEDGE+は速く走るためにピッチ(脚の回転速度)を調整すると同時にストライドを伸ばしていくピッチ型ランナーに最適化された設計となっています。

つまり、自分の走りに合ったシューズを選べるわけですね。

ちなみに自分はピッチorストライド、どっちかわからない!という場合は、ウェブサイト上の判定ツールを使ってみるのも手ですし、アシックスのお店でスタッフの方に直接アドバイスしてもらうのもおすすめです。

METASPEED+の主要テクノロジー

上がMETASPEED EDGE+、下がMETASPEED SKY+
Photo: 山田ちとら

ではヒトを高速化するために、METASPEED+シリーズにはどのようなテクノロジーが導入されているのでしょうか。

まず、ソールの厚み。いわゆる厚底シューズです。「FF BLAST TURBO」というアシックスの軽量ミッドソールフォーム材の中でも最も反発性に優れたフォーム材が使われているそうです。

SKY+とEDGE+ではソールの形状と厚みが異なるのもポイント。つま先のカーブの形状も異なり、それぞれ少ない力で足を前に運べる設計になっているそうです。

ドロップ(かかととつま先の高低差)はSKY+が5mm、EDGE+が8mm。どちらも低く設計されており、レース向き、スピードランナー向きですね。

Photo: 山田ちとら

現行モデルのMETASPEEDと比べると、SKY+は4%、EDGE+は16%もフォーム材が増量され、地面を蹴るときの反発性がさらに高まっています。

また、写真では見えませんが、フォーム材の中にはカーボンプレートが埋め込まれていて、これが足の動きを安定させ、体を前方向へ進める役目を果たしているそうです。このプレートの形状と位置がSKY+とEDGE+ではそれぞれ異なり、トップアスリートのレースデータを活用して改良が重ねられたそうです。

※ここ重要:解けにくい靴ひも

Photo: 山田ちとら

あと、地味ではあるんですが、METASPEED+の靴ひもにご注目。薄くてしなやかで、両端にギザギザがついています。

Photo: 山田ちとら

これ、すっごく軽くて解けにくいんですよ。もう二重結びにしなくてもいいんです。結びなおす手間とストレスから解放してくれる、個人的には史上最高な靴ひも!

ゲストとしてアシックス「METASPEED+」シリーズ ローンチイベントに参加していたシドニーオリンピック金メダリスト・高橋尚子さんとマラソンランナー・細谷恭平選手も大絶賛していらっしゃいました。

ほんとうに速く走れるのか試してみた

こんなかんじで、細部に至るまでアシックス屈指のテクノロジーが詰まっているMETASPEED SKY+とMETASPEED EDGE+。このシューズを履いたアスリートたちが、これまで360回以上も自己ベストタイムを更新しているそうです。

そう聞いたら、果たしてわたしのような素人ランナーでも速く走れるのか気になりました。

Photo: 山田ちとら

そこで、先日行われたアシックス「METASPEED+」シリーズ ローンチイベントにて、錚々たるアスリートの皆さんに混ぜていただいてタイムトライアルに出走しました。

走行距離は5000m。制限時間は25分。ガチ感すごかった…!

自己ベスト、出ました

Image: 山田ちとら

結果です。制限時間を一人だけオーバーしてしまいましたが、一応これでも自己ベスト記録が出せました。

Photo: 山田ちとら

寝不足が祟った体に、5kmランはキツかったです……!それでも今までで一番速く走れたのは、間違いなくMETASPEED SKY+のおかげと言っていいと思います。

走ることが楽しくなるシューズ

Photo: 山田ちとら

METASPEED SKY+を着用して走ってみた感想は「とにかく軽い!」です。

軽いので、足を引き上げる動作がスムーズに行えるし、疲れません。 脚が回りやすいです。その分上半身に意識を集中できて、フォームが安定するようにも感じました。

SKY+はソールの反発性が高く、ポンポンと前へ弾みをつけて進んでいけました。また、リズムを作りやすいからか、走り始めて1〜2キロで自分のペースをつかめました。

ポラールのスマートウォッチで計測したトレッドミルランの結果です。左がMETASPEED SKY+着用時
Image: 山田ちとら

METASPEED SKY+を着用した時(左)とそうでない時(右)とでは、心拍数の上がり方も違いました。SKY+着用時の方がより少ないカロリーでより速く走れたことも見て取れます。

正直、速く走るのが苦手だったんです、これまでは。息が上がって苦しいし、ケガのリスクもあります。どうせがんばっても大して速く走れませんから。でも、METASPEED SKY+を履いて走ってみて、新しい風を感じました。もっと高みを目指してトレーニングしてみようかな…!と向上心が芽生えました。

そういう意味では、すごくポジティブな影響を与えてくれるシューズです。

市民ランナー向けのタイムトライアル、始まります

キツかったけど、楽しかった!
Image: ASICS

ここまで読んでくださって、自己ベストを更新したいぜ!と思ったガチめランナーのみなさまには、アシックスが2022年夏に開催する「META:Time:Trials JAPAN Series」にぜひ出走をおすすめします。

一般ランナーが5000mのタイムを競うレースイベントで、レース地区は全国6地区(北海道、関東、中部、関西、中国、福岡)。9月24日には東京で決勝大会も行われるそうです。バーチャルレースも開催されます。

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METASPEED+シリーズは、2022年6月14日(火)よりアシックスオンラインストア、アシックス直営店、およびに全国のスポーツ用品店で順次発売開始予定。

メーカー希望小売価格はMETASPEEDシリーズと変わらずSKY+、EDGE+共に27,500円(税込)です。

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https://www.gizmodo.jp/2021/11/metaspeed-sky.html

1ミリ秒でも早く走りたいあなたへ。アシックスの新ランニングシューズ「METASPEED」

とつぜんですが、人間は2種類に分けられます。「早く走ろうとしたとき歩幅が大きくなる人」と「早く走ろうとしたとき足の動きが早くなる人」です。本日発表されたアシック...

https://www.gizmodo.jp/2021/03/metaspeed.html

修正[2022/06/13]自己ベスト更新回数の数値を修正しました。

Reference: ASICS (1,2,3 )
Images: ASICS, 山田ちとら

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