電動ひげ剃り機みたいな進化してません?
つい先日、Qualcommから最新のモバイルチップ「Snapdragon 8+ Gen 1」と「Snapdragon 7 Gen 1」が発表されたばかりですが、その次世代となる「Snapdragon 8 Gen 2」のウワサが早くも出回っています。この業界の進化、早すぎる…!
1+2+2+3の多種コア構造に
9to5Googleによると、「Snapdragon 8 Gen 2」はコードネーム「Kailua」として現在開発中らしく、TSMCにより4nmプロセスで製造されるとのこと。「Snapdragon 8+ Gen 1」も4nmだと言われていますね。
興味深いのは、CPUコアのレイアウトが一新された点。例えば「Snapdragon 8+ Gen 1」は、以下のようなコアレイアウトになっています。
●Cortex-X2(3.2GHz)…1基
●Cortex-A710(2.8GHz)…3基
●Cortex-A510(2.0GHz)…4基
クロック周波数に違いはあれど「Snapdragon 8 Gen 1」もこれと同じ、1+3+4構成。ですが、「Snapdragon 8 Gen 2」ではこうなるそうですよ。
Snapdragon 8 Gen 2
— Anthony (@TheGalox_) June 9, 2022
1x Cortex-X3
2x Cortex-A720
2x Cortex-A710
3x Cortex-A510
It will be interesting to see the configuration of the Dimensity 10000 and Exynos 2300 pic.twitter.com/vXHssqFlMp
同じオクタコアですが、3種類ではなく4種類のコアを搭載。主力コアがCortex-X3になった点から次世代感はありますが、パフォーマンスだけでなく消費電力も上がっていると言われています。消費電力…爆熱…810…う、頭が…。
この問題に対する対策が、多種コア構造かもしれませんね。ハイパワーが必要なゲーム時と普段使いとでCPUを使い分けることで、バッテリー持ちを賢く改善しました的な。
今年春頃時点のウワサでは3種のコアを積んだスペックだとウワサされていましたし、現在も改良を続けているということでしょう。搭載機の登場、待ってますよ!
Source: 9to5Google