モーガン・フリーマンの声になれちゃうリアルタイムボイスチェンジャー

  • author Kyle Barr - Gizmodo US
  • [原文]
  • 中川真知子
モーガン・フリーマンの声になれちゃうリアルタイムボイスチェンジャー
Screenshot: Voicemod via GIZMODO US

モーガンのチョイスが最高すぎる。

面白かったり格好良かったりするセリフを聞くと、ついつい声真似したくなりません? 筆者も何度かあるんですけど、男性俳優のセリフが多いからか、うまくいかないんですよね。

でも、これからは簡単に声色を変えられるようになるみたい。スペインを拠点に置くVOICEMOD社がAIを使ったリアルタイムボイスチェンジャー「VOICEMODを発表しました。『2001年宇宙の旅』のHAL-9000にもなれちゃいますよ。

Video: Voicemod - Soundboard and Real-Time Voice Changer / YouTube

クオリティはまちまちで今はPC版のみ

PC用アプリなので、Macユーザーの筆者は試せていない(Macアプリは開発中)のですが、米GIZMODOの編集者が試した結果、音質はユーザーのマイク環境に依存するみたい。「Morgan(モーガン・フリーマンの声)」はそこまで似ていなかったものの、「Astronaut(宇宙飛行士)」と「Pilot(パイロット)」は、説得力のあるものだったとのこと。

VOICEMOD社は、ストリーマーコンテンツクリエーターロールプレイヤートランスコミュニティ内で自分を表現するときなどに使ってもらえるだろうと考えているようです。

トランスコミュニティでの活躍を期待

オンラインにおけるトランスコミュニティのアバター性別は、VOICEMODのようなAI技術を取り組んでいる会社が意識していることのひとつ。仮想空間のアバターを可能な限りパーソナライズできるようにしたいと考えているのです。

VOICEMODのCEOであり共同創設者のJaime Bosch氏は、テクノロジーが「かつてのメタバースでは不可能だったレベルの音声のカスタムを可能にする」と話しています。

また、米GIZMODOに宛てたステートメントには、トランスやノンバイナリ、クィア、ジェンダー・フルイドのユーザーをサポートし、「彼らがより自分らしい声のアイデンティティを構築できるようにしたい」と書いています。

しかし、ポジティブなことばかりではありません。政治やテック業界でディープフェイクが懸念されているように、ボイスチェンジャーも心配材料になる可能性は十分あります。

現段階では人を騙せるほどの精巧さではないようですが、Bosch氏は誰かが合成音声を使っているかどうか識別できるシステムの開発に取り組んでいるそうですよ。

Mac版が出たら試したいこと

ちなみに、Mac版がローンチされたら、筆者は速攻でこのセリフを試してみたいです。

Ernest Hemingway once wrote, "The world is a fine place and worth fighting for." I agree with the second part.(アーネスト・ヘミングウェイはこう書いた。「世界は美しい。戦う価値がある」後半には同意する)

これは、映画『セブン』のモーガン・フリーマンのセリフ。色々と悟って哀愁漂うモーガンの声で語られるこのセリフは最高なんですが、筆者みたいな人生に深みのない人間が言っても格好つかないんですよねぇ。

VOICEMODで再現してみたいな。(そんなに似ていないみたいだけど……)。

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