出るのか、出ないのか…。
長らく投入が噂されてきた、Apple(アップル)のAR/VRヘッドセット(ゴーグル)。6月7日(日本時間)開催のWWDCを前にして一挙に発表への期待が高まっていますが、実はそうでないという噂も…。そんなアップルのAR/VRヘッドセットの噂を、ここでおさらいしておきましょう!
とにかく高性能志向?
Display Supply Chainによれば、アップルのAR/VRヘッドセットには4K解像度ディスプレイが2枚、さらに周辺視野の確保のためにもう1枚のディスプレイが搭載されるとのこと。また、MacRumorsが紹介するアナリストのミンチー・クオ氏は「M1相当のプロセッサが搭載される」とも…。相当気合の入った製品になりそうです。
realityOSが入ってるらしい
なんと、WWDCを目前にして大ニュース! ツイッターユーザーのParker Ortolaniさんによれば、アップルが「realityOS」という商標を出願していたそうなんです! 以前からその存在が囁かれていたrealityOSですが、これはもうVRだのARだのMRだのの総称の「XR」向けデバイスの専用OSと考えて、間違いなさそうです!
あれ、WWDCでの発表はなし?
しかし、直前になって事態は急展開。先述のミンチー・クオ氏が「アップルのAR/VRヘッドセットもrealityOSも、WWDCでは発表されない」と報告しているのです。その理由は、製品出荷前にアイディアを他社に盗まれるのを防ぐため…とのこと。ヘッドセットもOSもなしじゃ、僕たちは何を楽しみにWWDCを見ればいいのか…。
というわけで、登場するともしないとも断言できないアップルのAR/VRヘッドセット(とrealityOS)。個人的には、プロダクトのシルエットだけでも公開してくれたらな〜なんて期待しているのですが、はたしてどうなるんでしょう?
Source: Display Supply Chain, MacRumors, Parker Ortolani / Twitter, Ming-Chi Kuo / Twitter