大混乱のロンドンヒースロー空港、旅客制限を設けることに

  • 6,214

  • author Lauren Leffer - Gizmodo US
  • [原文]
  • Rina Fukazu
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • はてな
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …
大混乱のロンドンヒースロー空港、旅客制限を設けることに
Photo: rarrarorro / Shutterstock.com

空港がカオスに...。

世界一忙しい空港のひとつ、ロンドン・ヒースロー空港。この空港を利用した人たちが続々とSNSでロストバゲージを報告していたり、これから出かける人たちが旅行用にAir Tagを調達すると話していたり...。いったい何が起きているのでしょうか?

ハイシーズンの到来とともに

コロナ禍から2年目、特にヨーロッパでは飛行機を利用する旅行客が急激に増えています。が、空港や航空会社はまだ元の体制に戻れていないようです。

大混乱が続いていたロンドン・ヒースロー空港では、この夏のあいだ、1日の利用客数を10万人までに制限することを発表しました。これに伴い、航空会社パートナーに同期間の航空券販売を停止するよう求めているといいます。

背景としては、人員不足やターミナルの閉鎖により、今月初頭には空港から航空会社に対して直前のフライトキャンセルを要請していたものの、「従ってくれる航空会社もあれば、そうでないところもあった」として、さらなる措置を取ることに決めたようです。対象となる期間は、7月12日〜9月11日まで。

欧州での混乱はまだ続く...?

現在発表されているところによると、すでに予定されていた運行スケジュールでは、上限から平均で4,000人分オーバー。同空港のスタンスとしては、新しい制限内でフライトスケジュールの管理は個々の航空会社に任せるとのことです。

ロンドン・ヒースロー空港に限らず、米国でもフライトキャンセルや旅行日程の見直しの呼びかけなどが行なわれています。ただ、現時点でもっともカオスなのはおそらく欧州地域だといえそうです。

アムステルダムのスキポール空港は、6月に利用者数制限を設けていました。パリのシャルル・ド・ゴール空港は今月、ストライキにより何日間にもわたり大量のフライトキャンセルが発生。ロンドン・ガトウィック空港でも、7月、8月の1日あたりのフライト数を制限。そしてルフトハンザはこれまでに3,000以上のフライトをキャンセルしています。

空港だけでなく、欧州の旅行に関わる制約は各所で広まっています。たとえばベネチアでは2023年1月から、日帰り観光客に対して3〜10ユーロの支払い、さらに歴史的な都市を訪れるにはオンライン予約が必要に。

2年間の自粛期間を経て、そろそろ休暇で羽を伸ばしたい人たちが増えています。もし欧州旅行を検討の際は、できるだけハイシーズンを避けるなど調整するのが賢明かもしれません。