特許はある意味ファンタジー。
最近のMacBookでは、主にM1とかM2とか搭載されるチップが注目ポイントになっています。が、そろそろハードがガッツリ変わってほしいな。6月にApple(アップル)から米特許庁に申請された書類によれば、MacBookのドック部分が変わり、充電パッドの役割も担うか…も…。
実現したらおもしろそうなアイディアがいっぱい!
申請された特許書類には数パターンのアイディアが記されていますが、まずはクリアな誘電体素材(プラスティックやガラス、陶器など)をドック表面に搭載し大きなタッチパッドとし、デジタルキーボードを映し出すというアイディア。従来のキーボードとは見た目も触り心地も違います。これだと、キーボードありきでラップトップを選ばなくても、好きなキーボード配列をタスクによって切り替えることもできますね。

別のパターンでは、耐水性の布のようなものをドックに被せてキーボードとするアイディア。最後に、キーボードというか手首レストのエリアを充電パッドとして活用するアイディア。iPhoneやAirPodsをここでワイヤレス充電できます。

物理キーボードをなくし、ドック全体を自由ゾーンとしてとらえると、ラップトップの使い方はもっと幅広くなります。どうやら、ここに各種センサーを仕込んでで心拍や血中酸素濃度までトラッキングするというアイディアもあるみたい。

まぁ、特許の上での話です。実現するかは別として、ドックを自由に使うというアイディアは前からありますよね。Appleは2018年にも似たような特許申請しています。少なくても、今年来年という短スパンで実現されることは、ないだろうな。