我々はついに持ち帰ったのだ!
そう、あれは2ヶ月前。我々は「置くだけで虫が来ないとされる神ブタの像がある」という情報を元にAmazonの奥地へと向かった。
辛く長い旅の末、伝説のブタの像を発見。しかも開運信仰に使われたと見られる、黄金に輝く金のブタも発見したのだ! そして今、そのブタは私の手元にある。これから記すのは、そのブタについての記録だ。
(※注)無駄に長いので、直感的に「あっ、ブタさんかわいい。ほしい」となった方は手っ取り早くAmazonへどうぞ。
置くだけで虫を払うとされる金のブタをレビュー

私が手にした時、ブタは黒い箱に収められていた。
サイズはそうだな、シガーボックスくらいだろうか。箱にはいくつかの文字が見える。これらは古代文字だろうか? 現代の言語に当てはめると「バルサン」と読める。意味はわからないが、見知らぬ言語・文字に心が踊る。
また、ブタと付随するソケット状のものは、薄く丈夫で半透明のヴェールで包まれていた。密閉性は極めて高く、このブタが長期にわたり大事に保管されていたことが予想できる。

驚くべき事実が発覚した。
このソケットはなんとブタの像(のケツ)にピッタリと収まるのだ。ひょっとしたら2つ合わさることで、「何か」が起こるのだろうか? 別々に包まれていたのは、その「何か」を防ぐために…?
こういう時は、むやみに触らないほうがいい…。きっとそうだ…。

しかし、その「何か」を知りたいと願う私の知的好奇心が理性を振り払い、気がつけばソケットをブタの中にねじ込んでいた。私が敬愛するジョーンズ博士なら、きっと同じことをしたはずだ!
しばらく様子を伺うが、動き出す気配はない。いわゆる「鍵」のようなものだと推測していたが、そうではないらしい。鼻を近づけると、やや薬液のような匂いがする。
しかし、強い刺激臭ではなく、「鼻を近づけて意識して嗅ぐと匂いがする」といったレベルだ。このブタの伝承が本当であれば、この匂いを出す成分が悪い虫を払うとされる神秘のパワー。それが、私の嗅覚に届いたのかもしれない。

また、言い伝えによると金のブタは「開運」を司るという。
虫を防ぎ、運を呼び寄せることを願い、我が家のエントランスに設置してみた。効果は…。まだ検証中であり、エビデンスとして提出できるほどのデータはまだ揃っていない。
しかし、言い伝えを信じて「我が家の玄関は金のブタが守ってくれている」と思うと、こころなしか出入りの時に気持ちが良くなったのは事実だ。悪い虫が入り込まない(かもしれない)という心の余裕が生まれてくる。
さて、金のブタの検証は一旦ここまでにしよう。私の手元にはまだ白いブタの像もあり、こちらも調査しなければならない。あれ、白いブタは…。はて、何処にしまい込んだだろうか…。
僕もいるよ! 白ブタくんのトンでも大冒険!
豚ミーツ豚








長々とお付き合いありがとうございました。虫が来ないかどうか、開運になるかはさておき、見た目にもかわいいので、虫が来ないと信じて可愛さで買う。というのもアリかと思います。ブヒィ。
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Source: Amazon