これぞ機能美って感じのミニマルさ。
片持ち車輪とシャフトドライブの折りたたみ電アシ自転車として知られる「HONBIKE」に、ユニークなフレーム構造を持つ「Honbike U4」が仲間入りしました。スマホと接続し、メンテも超ラクな街乗り自転車となっています。
極太チューブが巻き付くフレーム
一見するとぶっといチューブを使ったシンプルな印象ですが、3本のチューブがハンドル下、後輪、ペダル、シートへとグルっと囲むように繋がっているのが最大の特徴です。一般的にはいくつものチューブを溶接して造られるフレームですが、3本の組み合わせなので簡素かつオシャレ。デザイン性がとても高い1台になっています。
チューブは、航空グレードのアルミニウム7000シリーズを採用し剛健。尖ったカドがないので、ちょっとぶつけても痛い思いをしないよう考えられています。フレーム内に隠されたバッテリーは36Vで、後輪ハブモーターは350W(米国仕様)、走行距離は最長100kmとなっています。

オートマで上り坂もラクラク
走行時は、ジャイロスコープ内蔵でアシストのギア変更が自動。Gatesのベルトドライブは油を差す必要がなく、スポークではない一体型のダイキャスト・マグネシウム・ホイールを使い、IPX6防水で丸洗いもできるのでメンテまで楽チンです。
ステム部分にはLCDディスプレイがあり、速度や電池残量などの情報が確認でき、Bluetoothでスマホ用アプリと連携。モード表示や施錠/解錠、ナビなどを操作します。
いつか日本仕様になるかな?
ホンバイクは小型の折りたたみが日本でも買えますが、このデッカい弟分はアシストの最高時速が32km+スロットル操作となるので、もし輸入されるとしたら登録や保険の加入や保安部品の取り付けなどが必要になるかと思います。欧州仕様は250Wのモーターで最高時速25kmなので、同じく日本仕様に変更されたら乗ってみたいですね。価格は1,699ドル(約23万1600円)で、白と黒のカラバリから選べます。