走る風呂桶か? ってなデカさ。
荷運びができる電動カーゴバイクはいろいろ作られていますが、やっぱり自転車が運べるキャパには限界というものがありますよね。それに上手く縛り付けたり固定しないと、段差でガタガタしたりヨロヨロ走った時などに、積荷がバラバラと落っこちて大変なことになってしまいます。
子供だって運んじゃうぞ
フィンランドで生まれた3輪eカーゴバイク「ouca カーゴバイク」は、「円滑・強靭・安定」をモットーにした究極の1台。まるでバスタブのような入れ物が備わっており、荷物のみならず子供を最大8人運ぶこともできてしまうんです。
上蓋や安全バーでカスタマイズ
570Lの容器には、道具もゴミ袋も無造作に突っ込んだって落ちません。上蓋を取ってオープンにしても良いですし、人を乗せるなら安全バーを取り付けても良く、いろんな用途に使えます。さすがにお湯を張ったら…隙間からダダ漏れしちゃうでしょうけどね。

みんなでお出かけしたら楽しそう
通常の積載量は180kgですが、後ろの荷台は75kgで合計の最大積載量が255kgになります。フレームはどんな悪路でも耐えられ、タイヤも一般的なものより頑丈です。モーターはRevonteのギアなしが採用され、シートを取り付ければ子供なら8人、もしくは大人ひとりと子供3人を運べます。
保育園では乳幼児が大きなカゴに入れられてお散歩をすることがありますが、あれは先生たちが徒歩で押しており、微笑ましいけどちょっと大変そうですよね。もちろん一般的な家庭で家族を乗せて遊びに行くのも楽しそうです。(oucaが日本の規制に準じているかはわかりませんけど)
後ろに進むことも可能
実はバックもできるので、大荷物でもスムーズに移動ができます。これなら公園の管理や配達はお手の物。保育園だけでなく、空港などアチコチで使えそうですね。「ouca カーゴバイク」は何種類かのモデルが作られるようですが、価格やモーターのパワーなどの詳細は、7月13日開催の「EUROBIKE 2022」で発表されます。かなり独創的なので、耳目を集めるでしょうね。
Source: YouTube, ouca BIKES via NEW ATLAS, Revonte, EUROBIKE