なんでいまさら物理カードなんです???
今夏、もっともハテナを乱舞させそうなのが、ネットショッピングの支払いなどで最近ますます注目されている「ペイディ」。「あと払い(BNPL/Buy Now Pay Later)」というアプローチから買いものの楽しみの幅を広げてくれたサービスで、支払いはスマホで完結することがウリ。
…にもかかわらず、なんとこの度、リアルなクレジットカードをローンチしたのです。Why?

「なんでアプリだけでできていたのに、わざわざリアルカード作るんですかね? デジタル時代なのに逆行してませんか?」
と、朝からどこか腑に落ちない顔をしているのが、ギズモード編集部・吉岡。
自称「ギズモードいちの買いもの上手」として、ペイディを調査した実績もあり、「現代的でスマートな支払い方法」というペイディの良さを知り尽くした男だからこそ、疑問を感じているのでしょう。
吉岡が言う通り、確かにスマホアプリで支払いができるなら、リアルカードは必要ないようにも思えますが、そこはテックに強いペイディ。ひょっとしたらオンライン決済を上回る、新たなお買いもの体験が隠されているのかもしれません。
そこで、前回の調査に引き続き、ペイディの中の人(以後「Pさん」)にインタビューをしました。今回もお前の疑問をぶつけてくれ!
ぶっちゃけ聞きます。ペイディはなぜリアルカードを作ったんですか?

吉岡:よろしくお願いします。また教えてください! なぜペイディはリアルカードを作ったんですか? オンライン決済が便利なのに、物理カードを出すことが謎すぎて、夜しか眠れない(?)んです。
Pさん:このペイディのリアルカードは、「お買いものに『めんどくさい』はいらない」をミッションに掲げるPaidyが、これまでのクレジットカードに生活者も気づいていなかった「不自由」や「不便」があることに着目した結果、生まれたサービスなんです。
吉岡さん、既存のクレジットカードにおいて、意外と面倒だなとお感じになった経験はありませんか?
吉岡:ギズモードいちの買いもの上手たる僕ですが、細かな「もうちょっと〜〜だったらなぁ」っていうことはあるけど、でもクレジットカードの宿命だと割り切っています。
Pさん:では、吉岡さんが一般的なクレジットカードに感じているちょっとした「面倒」や「不自由」や「不安」を、いくつか言ってみてくれませんか?

吉岡:そうですね。たとえば…
・使った金額がすぐに反映されないから、利用金額の管理が難しい。
・大きい買いものもしたいけど、分割払いにすると手数料がつらい。
・支払日や支払い方法が決められている。
・スキミングや紛失のリスクも気にしてます…
とかですかね。
金額の管理は未来予想が必要で難しいですよね。引っ越しとPC購入がかぶって、今月いくら使えるの?と、困ったことがあります。あと、大きな買いものを分割で支払いたいときも、手数料ウワァァァァ…!ってなって、けっきょく気合の一括払いを選んじゃいますね…。
Pさん:吉岡さん、その悩み、ペイディのアプリとリアルカードで解決できますよ。利用金額や限度額もアプリですぐわかり、通知も届きます。支払い回数も選べて、分割手数料無料(※1)で3回に分けて支払えますし、支払いの柔軟さやセキュリティも万全です。
吉岡:そうか! ペイディに備わっている手軽で柔軟という強みを、そのままリアル店舗でも使えるんですね! がぜん興味が湧いてきたので、もっと詳しく教えてください!
リアルなカードを持つことで、支払いでのメリットもあるんですか?

吉岡:失礼なこと聞いちゃいますが、すでにアプリの「ペイディカード」機能(※2)で、QRコード決済やモバイルウォレットなどを通じて実店舗でもペイディは使えてましたよね。リアルカードを持つことで何が変わるのでしょう?
Pさん:おっしゃる通り、今までも「ペイディカード」をモバイルウォレットやQRコードに紐付けることで、実店舗でご利用いただけましたが、リアルカードが誕生したことで、Visa加盟店であれば、オンラインに加えて、どこの店頭でも使えるようになったんです。

吉岡:えっ、それは別の決済を経由しなくても「Visaで!」で払えるってことですよね。
Pさん:そのとおりでございます。ペイディのリアルカードは「Visaのタッチ決済」にも対応しているので、タッチするだけで決済できますし、海外旅行でも現地のお店にVisaマークがあれば、世界中どこでもご利用いただけます。
吉岡:それはもうほんと、クレジットカードじゃないですか! いや、最初からそう言ってましたけど、クレジットカードじゃないですか!え、でも一般的なクレジットカードと違うところってどこなんですか?
Pさん:通常のクレジットカードでは、支払い方法は「口座振替」と決まっていたり、支払日も固定されていたり、支払い回数も手数料がかからないのは2回払いまでだったりと、多くの制約があります。
しかしペイディのリアルカードは、支払い方法や支払い回数を、ご自身のライフスタイルに合わせてご利用いただけます。
吉岡:なんと…!? 支払い方法は何が選べるんですか?
Pさん:コンビニ払い、銀行振込、口座振替の3種類(※3)からお選びいただきます。
吉岡:支払い回数って、どうなってますか?
Pさん:オーソドックスな翌月の一括あと払い、またはアプリ上で分割手数料無料(※4)の「3回あと払い」を選択できます。その時々に合わせて、無理なくお買い物を楽しめます。
吉岡:いつ支払えばいいんですか?
Pさん:その月にお買い物された金額は、翌月まとめてお支払いいただけます。翌月の1〜3日に支払い金額が確定し、その月の10日までにお支払いいただく流れとなります。
吉岡:手元にお金がある場合、決められた支払い日を待たずとも早く支払えます?
Pさん:もちろんです。コンビニ払いのみとなりますが、翌月の支払い日まで待たずに、お好きなときに支払いが可能な「すぐ払い」をご利用いただくことも可能です。
吉岡:でもカードって年会費がありますよね。おいくらですか?
Pさん:必要ありません。
吉岡:Pさん…。
Pさん:はい?なんでしょう。

吉岡:完璧です!ペイディらしい、柔軟にお買い物を楽しめる「自由自在」な感じがしますね。
(※1)銀行振込・口座振替のみ
(※2)ペイディカードのご利用には、免許証もしくはマイナンバーカードで本人確認を済ませる必要があります。
(※3)コンビニ払いは手数料として356円がかかります。また、銀行振込の場合、振込手数料はお客様のご負担となります。
(※4)銀行振込・口座振替のみ
リアルカードって時代と逆行してません? セキュリティってどうなの?

吉岡:ペイディのリアルカードが、便利なのはわかりました。でも、世の中が電子化の一途をたどる流れのなか、リアルカードを出すとか時代と逆行していませんか? 例えばセキュリティ面とか…。
Pさん: 実はペイディのリアルカードは申し込みや管理も含めて、すべてのUXはデジタルで完結します。
セキュリティに関しても、安心してお買い物を楽しんでいただけるよう、私たちも真剣に取り組んでおります。まず、ペイディのリアルカードにはナンバーの刻印がない「ナンバーレス」となっています。
吉岡:なるほど! 万が一落としても、カード番号を控えられて悪用されるといったリスクが抑えられているんですね。
Pさん:はい。また、カードを紛失した場合でも、アプリと連動しているので、アプリ上で即座に利用停止や利用再開ができるのです。
吉岡:えっ、サポートセンターに電話しなくていいのって、優秀すぎません? あの電話をかけるのって、すごく申し訳ない気持ちになるし、ドキドキするんですよね…。

Pさん:他にも、使いすぎを心配なさる声もあると思います。たとえば吉岡さんは、クレジットカードの利用額はいつ確認していますか?
吉岡:専用のWebページでチェックしているんですが、反映が遅いので「あとでいっか」と、請求されるまでノーチェックなんてことはざらです! もっと使った金額が簡単に把握できて、計画的に使えるといいんですが…。
Pさん:私もその気持ちはわかりますし、きっと多くの人がそういう「不自由」さを感じていると思うのです。その点、ペイディではアプリ上で使った金額がすぐに反映されるんです。出費の管理がしやすくなりますし、毎月の利用金額の予算設定もでき、使い過ぎも防止できますよ。
吉岡:本当に自分で自在に管理できるクレジットカードなんですね!
どんな人にペイディのリアルカードはおすすめ?

吉岡:リアルカードのサービスは、物理とデジタルが合わさって、最強に思えますね! 例えばどんな人におすすめなのでしょうか?
Pさん:吉岡さんをはじめ、オンラインでもリアル店舗でも自分のライフスタイルに合わせて無理なく賢く、そして楽しくお買い物をされたいと考えていらっしゃる方にぜひ使っていただきたいです。
吉岡:使える場所も広くて、支払いも柔軟で、管理もスマホで! となれば、多様化するライフスタイルにもしっかりと応えられますね。
いやぁ〜、今までになかった「次世代のクレジットカード」感がスゴイ! 本日はいいことを教えてくださって本当にありがとうございました!
Pさん:こちらこそありがとうございました。吉岡さんのお買いもの体験が、ペイディのリアルカードでさらに楽しくなることを願っております。
物理とデジタルのいいとこ取り。自由自在のハイブリッドカードで買い物を楽しもう!

リアルカードなんて必要ないのでは? と感じていた吉岡も、話が終わるころにはすっかり「時代はペイディのリアルカードだわ」と夢中。
確かに物理カードがあれば利用の幅が広がりますし、ペイディならではの支払いの柔軟さもそのまま享受できるなら、これは物理とデジタルのいいとこ取りをしたハイブリッドなサービスであると言えます。
そもそも買いものって、ただの「消費」ではありませんよね。成長や勉強や体験に必要なものを求める「投資」という面も持っていますし、そこにはお買いものならではの「エンタメ」な高揚感もあります。
その「買いもの楽しい!」を味わうためにも、クレジットカードに潜在的に存在している「面倒」や「不自由」や「不安」から開放してくれるペイディのリアルカード、試してみる価値はありそうですね。
では、吉岡くんはそのへんをしっかりと記事に落とし込んでくださいね。吉岡くん。…もう取材は終わってるよね? 吉岡くん?

吉岡:あっ、すみません。早速スマホでペイディのカードを申請したので、今夏間に合うツアーを探してます。海外でも使えるなら、試して報告しないとですよね!
いやぁ、仕事って大変ですね! あっ、経費は分割3回で僕が立て替えておきますね。
…吉岡、お前のその「自由自在」な行動力、見習いたいわ。
Photo: ギズモード・ジャパン編集部
Source: ペイディ