Goproで撮影された衛星セルフィーのレベルが高すぎる

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  • author George Dvorsky - Gizmodo US
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  • Rina Fukazu
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Goproで撮影された衛星セルフィーのレベルが高すぎる
Gif: NanoAvionics / Gizmodo US

GoPro搭載小型衛星。

宇宙で使えるカメラの開発には、膨大なコストがかかることが想像できます。では、消費者向けカメラを使うとどうなのか? 小型衛星メーカーであるNanoAvionicsが実証してくれました。

宇宙初の試みに

プレスリリースによれば、同社はGoPro Hero 7を使用したセルフィー棒「MP42 Microsatellite Bus」を開発し、オーストラリアのコーラル・シー諸島、グレートバリアリーフの上空550km地点で12MPのセルフィー撮影に成功。宇宙で初めて没入型映像を捉えた4K解像度フルサテライトセルフィーになったとか(上のGIF画像は8倍速)。

この小型衛星は今年4月、NanoAvionicsが開発した他のふたつの衛星バスとともに、SpaceXのFalcon 9ロケットで宇宙へ打ち上げられたといいます。

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GoProで撮影された12MP画像
Photo: NanoAvionics

宇宙での撮影を成功させるうえで、GoPro Hero 7はまずほぼ骨組みだけにされ、独自のハウジングやセルフィー棒が追加されました。さらにエンジニアらは、衛星システムと通信できるようにソフトウェア、カメラ制御電子機器を開発。ロケット打ち上げの過酷な環境、宇宙空間の真空状態や温度変化にも耐えられるようにと厳密にテストされました。

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(左)セルフィー棒に取り付けられたGoPro、(右)MP42に取り付けられたセルフィー棒
Image: NanoAvionics

今後の活躍の場は

グレートバリアリーフを背景にした理由のひとつは話題性であると、共同創始者でCEOのVytenis Buzas氏はプレスリリースで明かしています。地球の環境や気候変動を監視することの重要性を強調したかったといいます。

同社は今後、このカメラがアンテナやソーラーパネルなどの展開状況の確認、小規模隕石による損傷、その他物理的異常の検出、教育ツールとして役立つことを期待しているといいます。同じような装備を使って、衛星を継続的に監視することもできそうです。

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